2010/04/16

歩いてる



今、どこを歩いてるのだろう。
どのあたりまで来たのだろう。
地図もコンパスも持たずに歩いてる。
奇跡的に私は歩いてる。
精一杯、今日が過ぎて行く。
お風呂で探しているオアシス。
夢を見よう。
空想しよう。
輝いているものをリアルを現実に。
このまま私は立ち止まり歩けないのか?
大都会の片隅でやさしさが邪魔になる。
思いやりが邪魔になる。
でも私は概念からも、
思想からも、
神からも。
やさしいだけの私じゃない。
冷たく切り捨ててみたら心が苦しい。
時にはすべて忘れて裏切ってみたいけど、
間違いと認めることも大切なんだ。
落ち込んで落ち込んで、
考える時に考えないでいるのも大切さ。
くれぐれも気をつけて、
取り扱いに注意して壊れものの私たち。
ストレスがたまり、
癒しが必要な時代。
悟りなんか開くものじゃない。
生きてることに意味はない。
死んでも金は残したくない。
街をさまよい歩く。
仲間とはしゃぐ。
夜をかきわけ、
悩んでも時間は待ってはくれない。
身近かな愛をなくしてる。
私たちは街の失業者。
十歩先をよむのが得意じゃない。
私たちは少し早すぎて、
目の前の何かに気づかない。
新しいビルが建つ、
懐かしいビルが思い出とともに壊されてる。
毎日、風のように吹かれて街を歩いてる。
でこぼこで歪んだ世界。
木が呼吸し、太陽がいつも高い。
いつも宇宙の真ん中。
小さいことを百倍にしたら、
急に未来が見えて来た。
デカイ話はもうたくさん。
ライバルがいるって思ったけれど鏡だった。
夢を夢で終わらせたくないから、
私は崖っぷちに立っている。
夢のパスポートを手に入れたくて私は歩いてる。
叩き売りの愛が溢れ、
私は途方にくれる。
ときめくことなんか忘れさせる時代。
愛の寿命も尽きて、
泡のように消えていく。
感動することが少ない。
見えはじめるすべての動きがある。
みんな歩きだせば地球は救われる。
とても上手くやっていた頃の記憶など海の彼方へ。
出会いを繰り返す中で振り返ってみれば、
灯台のように遠くを照らすばかり。
私は変わるけど、あの時代は変わらない。
足元を見失いスクラップ寸前の私たち。
リタイアするくらいなら歩きつづけたい。
止まらない。
止まらない。
塗り絵のような今日。
小さな頃から信じてた。
大きくなっても信じてる。
混乱している私の心の中。
まるで手が届かない。
星の気持ちと目の痛みが、
星のまばたきにつき合って傷ついた。
やさしさの力に気づいて涙よりは勇気。
築こうとした約束よりは今すぐ。
はじまったばかりのマラソンのようにまだ先は長い。
私のペースで歩きたい。
ちょっと追いかけ、ちょっと逃げよう。
もっと押さえて歩こう。
すべてが上手くいかず現実とまたぶつかる。
あの頃は飛び立つ真似ばかりしていた。
錆び付いた釘のように溢れたヒューマニズム。
私への嫌みな不親切。
好奇心が最初で抜け出せないほどがんじがらめ。
私は誰なの?
並べられた見せ物。
ただ私はそれだけで苦しみ、悲しみ、喜び、怒り、笑い、咲く。
それが人生。
無防備な生き方に限りなく近づいている。
黒い影、
その力が世界を変えていく。
ガラスの天井があるとも知らずに歩いてる。
まったく見えないガラスの天井、
でも歩いてる。
体は疲れて眠りたいけど、
心は今夜も眠れそうにない。
やましい心を誰もが抱え、
今夜も魂を売ろうとする。
社会にいるとどんどん小さくなっていく私。
社会のせいにもできず、
未だに悩んでいる私。
言いたくても忘れて私は歩いてる。
私の道の上を!
  御供  2004/7/25 13/9/23

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