宝石でできた眼を持って、
静かに永却に私たちは後世の同胞を眺めている。
恋も欲望も、
ほのかに光るなめらかな輝きの中にある。
知らずに過ぎた過去をみる。
王者めいて、星座の同胞みたいな者たちよ。
今もなお光は放たれる。
輝きも中にあって、
神々の聖なるものが漂っていることを知る。
すべてのまわりには感激がある。
私たちの美しさは息づき、
永遠性に満ちている。
ふと街を見る。
だが、私たちの若い兄弟たちは神を失ってよろめく。
迷いながら生きている。
情念のあらゆる泉。
燃えるすべての憧れはとなえる魂となる。
私の目標は死ではない。
私の信仰は無である。
私の創る形象は少しの時の破壊力。
魂の親和性は密かな卵の中にある。
心の中に焼き付けられていつも待っている無。
それゆえに私たちには予感があって、
太古の無限の前に立って怖れなき愛を感じるのだ。
私はどんな存在者もいとわしいとは思わない。
死さえもそうだ。
悲しみも死ぬことも私を驚かせはしない。
私たちが一層深く愛することを知る。
私の心は海と森とも同じようだ。
けものや石をも愛の名をつけて呼ぶ。
様々な形象も微笑みながら消えていく。
束の間の瞬時に新しい歓喜。
新しい苦悩へとせっかちによみがえる。
そしてまた、街を見る。
御供 2004/9/15 13/9/23

0 件のコメント:
コメントを投稿