ふたりのダグラスが教えてくれたスモール・ザ・ワールド。それはボクをニンマリさせてくれたPEACEの入り口。出会いとは考えればやって来るということだ。赤い糸に引かれてニューメキシコ・タオスへと旅をした。日本での友人ダグラス・ブラックは茨城東那珂川の上流でセラミックに熱するコンセプチュアル・アーチィスト。大学で(コロンバス・オブ・アート)ガラスを学んだ。5年前に日本に来た。なんとなく知り合った。そう、渋谷の屋台がハジマリだった。去年の春に彼から聞いたもうひとりのダグラスがニューメキシコで英国スミソニアン美術館のテイク・ケアをしているという雑誌の切り抜き。インディアンの血を持つ彼の顔は印象的で、ボクの目から焼き付いて離れなかった。(peace force)の連中、ジュン、ゲン、神山そしてカズヤとタオスに向かった。Mr.フリーダムを探しにね。
誘われて入ったダグラス・コーフィン[お父さんの友人]のアトリエには、まるでネバーランドのような子供たちをワクワクさせるドラッグがたくさんある。ダグラスの創った大きなオブジェの入口には、ラッキー・ストライクのパッケージとダイス。ワインをいただき、彼の集めたピースなものにうなずいた。撮影までとことんつき合ってもらう。住処にまでおじゃまして、まだ会って何時間もしないのに一生の友人のような顔をしている自分にビックリ。ダグラスの家の庭には、千年いや二千年の歴史を感じさせるキャニオンが広がる。右と左のビッグ・メーサは異なった天気さえ見ることができる。とてつもない大自然。同じ人間なのにスケールが違う。でも人間のやさしさは同じものだった。6本のワインとアメリカでの成功の印のシガーをくゆらせた時間。心の平和は時間を忘れた時間にやって来る。思いっきり考えさせられた地球の中。
Peace forceの宇宙的な撮影はニューメキシコで行った。ネイティブ・インディアンのリザベーション近くにある摩訶不思議な場所。ここは宇宙に向かってキノコのような巨大なサテライトが数えることができないくらい開いている。砂漠と地球の丸みがわかるところ。一分は60秒、一時間は3600秒。一日は晴れ、くもり、雨、雪、そして発泡スチロールのような巨大でソルトなひょう。そしてまた晴れ。ルーシー・イン・ザ・スカイ・ダイアモンドに飛ばされることなくして、天気に飛ばされた。小さなピンクのカフェへ、新しい予感。嬉しい挑戦。このワクワクこそが最高のドラッグと感じさせる旅の醍醐味。
Peace forceは旅のドアを開けたようだ。
御供秀彦 <ニュー・ワールド・二ユース・エディターズ>
13/9/25
13/9/25

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