2010/09/02

夕暮れに


ひとりもの思う、
ひっそりとした夕暮れ。
私は大都会という人間の森で、
寂しくも、
悲しくもある夕暮れに祈る。
心あるもの、
心の中にとらわれず。
密かに大志を抱いて進んで行くもいい。
声高らかに地球の声を聞き、
ふと我に帰る。
大地は太古より、
大いなる声を人間たちに投げかける。
ここに生まれるものたちに、
心に忠実に生きよ。
自然と共に生きよ。
自然の恵みはいつも繰り返す。
人間よりも、
規則正しいリズムを持って繰り返す。
人間たちも自然に見習って共に生きよ。
太陽が沈み、
月がまんまると浮かび上がる時、
人間は何故か考えをめぐらす。
ずっとこうして繰り返される夕暮れを、
迎えてきたはずなのに。
いつもとは違うように感じる時があることを。
人間の感情はいろいろな地球のリズムによって、
上へ下へと転化する。
人間は何故にこんなに切ない気持ちになるのか。
小さな人間社会のトラブルに巻き込まれ、
まわりの人たちの口の中に飲まれゆく。
感情というものの中に心を動かす。
時として、
孤独を感じることもある。
卓上にてペンと遊び。
外にて体を動かして遊ぶ。
やっとリズムがつかめたかのように思う。
しかし、自然は待ってはくれない。
この丸い月もやがて変わっていく。
そしていつものように繰り返すことはわかっていても、
人間はその時々に感情を揺さぶられる。
夕暮れ時は、
そんな感情によって支配される。
人間という生き物の性なのであろう。
御供  2004/1/4

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