2011/08/31

ひとりよりもふたり



ひとりでいるより誰かといっしょがいい。
ひとりよりはひたりの方がいい。
ひとりじゃなんにもはじまらない。
気の合うもうひとりといっしょなら、
何をしても楽しくなる。
ひとりでなくふたりならいい。
やはりひとりよりもふたり。
 御供 2000/5/16

コーヒーを一杯



とにかくコーヒーでも飲んで一息つこうか。
気分転換にもってこいのコーヒー。
朝起きてかならず一杯。
飲まないと目が覚めない。
ミルクと砂糖をたっぷり入れて、
ハワイのライオン・コーヒーでマカデミアンナッツ・フレーバー。
コーヒーには甘いものがよく似合う。
ケーキとかクッキーとかシュウクリーム。
苦みがあってのこくのあるコーヒーをストレートで飲むのもいい。
コーヒーを一杯飲んで気分転換を。
 御供 2000/5/14

ポジティブ・フリー



楽しいことを自由に考えよう。
くよくよしても仕方がない。
前を見て建設的な考え方をしようよ。
何があったってたいしたことはない。
きっとよくなるよ。
きっとよくなるさ。
思いっきり人生を愛そうよ。
何があったって大丈夫。
ポジティブ・フリー。
 御供 2000/5/13

一抹の不安



頭の隅をかすめる一抹の不安。
はっきり具体化されているわけじゃない。
答えが出ないままでいる不安。
もやもやする心の中。
不安は手におえない。
型のない正体不明のものだから、
完全に消え去ることはない。
人はみな弱い。
何かにおびえて生きている。
その何かがこれなのである。
私の中にある一抹の不安。
 御供 2000/5/14

1つの言葉617



詩は沸き上がるもの。
詩は自然と沸き上がる言葉だから強く感じるのだ。
詩はインスピレーションで浮かぶもの、
かまえて書こうと思っても書けない。
歌のように口をついて出てくるものなんだ。
 御供 2000/5/15

2011/08/30

一部しか知らない



すべてにおいて人間は一部しか知らない。
人生はほんの一部なのだから、
生きているうちに全部を知るなんてできない。
何につけても一部が見えるだけ。
目の前に見えているのはほんのわずか。
見えてはいないのかもしれない。
いつも通る道といつもの風景が、
目に飛び込んでくるだけ。
ちょっと変わったとこをしたり、
角度を変えるともうわからない。
目新しくてきょきょろしてしまう。
わかっているようで一部しか知らない。
その一部の中で納得いくように生きたい。
それ以上求めなくていいんだ。
私のまわりのほんの一部を見て生きる。
それが幸せな人生というものさ。
 御供 2000/5/9

何か書きたくて



新しいペンを手にして、
何か書きたくて仕方がない。
書くことは何も浮かんでこない。
まるで思考に幕が下りたみたいだ。
言葉はどこにもうろついていない。
不思議なくらいに無だ。
何か書きたくて文字を探す。
内容のない文字、
意味のない文字、
なかなか出てこない。
文字を並べるよりは書く意味を持つことだ。
何か書きたいときには何かある。
 御供 2000/5/1

流れの中に身をおく



書きたくても書けないときがある。
読みたくても読めないときがある。
考えたくても考えられないときがある。
流れの中に身をおいて、
その流れの中を流れる。
ただ流れるんじゃない。
流れを向けるために流れの中に身をおく。
誰でもそんなに上手くはいかないよ。
しかし、きっとチャンスはあるはずだ。
じっと耐えていれば流れは変わる。
流れの中に身をおくことも大切だ。
辛くても投げやりになっちゃだめだ。
耐えればきっと流れは来るはずさ。
いつも思い描いたことに向かうんだ。
そうすれば、流れは自然にやって来る。
 御供 2000/5/7

自由になったら



鳥のように翼を持ったらどうしよう。
いろいろなところに飛んで行って、
いろいろなものを見てみたい。
渡り鳥のように北から南へ。
自由に飛んで旅したい。
あてもなく行きたいところへ風まかせ。
地球の果てまで行ってみたい。
心に大きな愛を持って、
まだ見ぬ君のところへ。
自由に自由に旅したい。
 御供 2000/5/14

1つの言葉616



頭の中を過ぎ去った記憶。
気億がばらばらに入り交じった場面で浮かんでは消える。
人はこのこまぎれの記憶をどのように溜め込めばいいのか。
 御供 2000/5/10

2011/08/29

相撲



小さい時、おじいちゃんがよく観ていた相撲。
私は相撲を観るのが大嫌いだった。
太っていたから相撲は嫌だった。
嫌いだから絶対に観ない。
そう今でも相撲は観ない。
誰が優勝しようが関係ない。
 御供 2000/5/8

精一杯生きる



毎日を笑って生きて行きたい。
素晴らしいことだろう。
辛いことや苦しいことはたくさんあるけれど、
何が起きても精一杯生きる。
人生はそんなになまやさしいものじゃない。
人にはそれぞれの壁がたちはだかる。
途方にくれる。
どんな時でも耐える力を持つ。
人間はそんなに強くない。
悩みながら生きて行く。
そう精一杯生きる。
 御供 2000/5/6

記憶の中



いろいろな記憶が頭の中を歩いて行く。
止まることなく通り過ぎて行く。
楽しいことばかりじゃない。
悪いことばかりじゃない。
記憶がひとり歩きして浮かんでくる。
時代もさまざまで子供の頃から大人のものまで、
ごちゃまでになっている。
記憶の中にいる私は私である。
記憶を整理することなどできない。
ふっとした時間の隙間にやって来る記憶。
私の中の私が住む記憶。
 御供 2000/5/12



詩は音楽的要素を言葉の世界に導く。
詩はひとつのメロディの中にある。
私の心の音を伝える。
ああ詩は私の宝。
詩は私のパッション。
 御供 2000/5/8

透明な時間



偶然から生み出された時間。
時の隙間のような時間がある。
記憶の渦の中にぽっかり浮かぶ透明な時間。
幸せか不幸かわからない。
終わってしまうと価値のある時間。
遠のいていく時間の中ではっきり見える時間がある。
確かに過ごした時間がある。
どのように過ぎ去ったかわからない透明な時間。
後でどのように見えてくるのか。
 御供 2000/5/11

2011/08/27

心の中の何か



考えても考え終わらない。
書こうとしても書けない。
心の中を覗いて取り出したいのに、
何も出てこない。
私は焦って心の中をじっと覗く。
心の中は透けて見えない。
心の中の何か。
問題や激しい怒りがあれば出て来るのか。
口をついてほとばしる言葉、
どうして出てこない。
私はこのままでいいと思う。
出てこなくても。
心の中の何かはなくていいんだ。
でも、何なのか?
心の中の何か。
 御供 2000/4/28

心の迷い



はじめから何もないのだと思うべきだ。
何かあると思うから人は迷い深みにはまる。
いきつくところまで行ったと考えるがいい。
何も望まなければ楽になる。
最悪からスタートすればいい。
何も思い悩むことはない。
何かあると思うから悩むのだ。
君が歩いて来た人生なんて大宇宙に比べたら、
あっという間のことなんだ。
どこにでも転がっているありきたりの人生さ。
そう10人10色ではあるけれど、
何でそんなに迷うんだい。
気楽に考えようよ。
どうにかなるさ。
心の迷いなんて捨てちゃえよ。
なるがようにしかならない人生。
 御供 2000/4/28

慣れてしまうことなど



時の経過とともに人は慣れ親しむ。
どうしても慣れないこともある。
相反したことに人は慣れてしまうことなどない。
生まれつきどうも性に合わない。
肌が合わない。
向き、不向き。
人間として許せないこと。
時が経つにつれて嫌悪が増す。
慣れるどころかもっと嫌いになる。
慣れてしまうことなどない。
 御供 2000/1/11

旅する私



新しい出会いを求めて旅をする。
小さな荷物をバッグに入れて、
あてのない旅に出る。
見知らぬ街の見知らぬ駅。
ここにあるそれぞれのドラマを想像して、
胸は高鳴り幸福感にひたる。
思いもよらない出会いを求めてワクワクする。
急の雨に体を濡らし、
雪の降りそうな寒さに身をこごめる。
強い太陽の日差しにホッとして、
激しい風に襟を立てる。
あてもなく街をさまよい。
風にさそわれて歩きつづける。
小さな喫茶店に立ち寄りコーヒーを飲む。
ここにも生活を見て、窓の外の風景を眺める。
旅する私の心の中は空想が浮かぶ。
何故か心あたたまる時間の流れを感じる。
南へ西へ旅する私の心は浮かび上がる。
旅する私は天使の翼を持ったようだ。
 御供 1999/12/26

本音



私は正直になろう。
本音だけで語ろうとすると噓になる。
習慣にだってあやまちはある。
本音だって脚色があるかもしれない。
他人に聞かせる本音があるように、
自分に聞かせる本音があるものさ。
だから、正直になろうと言ってるんだ。
私が言っている本音は私の本音であって、
私にだってわからない。
助けてよ。
正直に言ってるんだから。
ようするに誰にもわからない。
今のは本音だよ。
心の中からあふれているもの。
すべてを開けっぴろげて言ってるんだ。
信じてよ。
今の本音。
 2000/4/24

2011/08/26

混沌とした時間



時間はいつも同じに流れていると考えたい。
それほど絶対的に流れているとは考えられない時がある。
記憶という暗い流れの中で、
孤独な人間を乗せて流れる時間は行きつ戻りつしている。
時間はゆりかごの小舟のように流れている時がある。
時間を共有している人間はいないのか。
混乱した時間の中では、
時間はそれぞれの時間の中にある。
 御供 2000/4/26

湧いてくるもの



勇気は湧いてくるもの。
開き直りの中に少し違った考えが浮かぶ。
現実から角度を変えると見えて来るものがある。
人は何かのきっかけで変わる。
静かな沈黙をやぶって湧いてくるもの。
ちょっとしたきっかけでつかみとるもの。
わからぬうちにやって来るもの。
はじめから備わっているものじゃないのに、
自然に湧いてくるものがある。
お手本があるわけじゃなく。
誰に与えられるものでもない。
ひとり自分に湧いてくるものがある。
見ためじゃわからない。
確実につかみ持っているもの。
努力してもしなくても、
あっという間に湧いてくるもの。
 御供 2000/4/28

生きる可能性



私の中に生に対しての欲望がある。
まだ死ぬことなど考えられない。
生きることに何かを求めることに、
ひとつの可能性を持ちつづける。
誰もが死に向かって生きているのはわかる。
苦しいことばかりじゃない、
楽しいこともたくさんある。
生きる可能性を信じて。
 御供 2000/4/21

私の忠告



友よ、君が詩人になりたかったら、
現実を直視することだ。
間の抜けた評価をしたり、
世論がどうほざこうと自分の意見を持つことだ。
そいつができなかったらあきらめた方がいい。
身につけたいかれたマスメディアなんか、
捨て去ることだ。
萌芽のままの自分の言葉を大切にすることだ。
世の中に動かされるんじゃない。
するどく世の中を切り取ることさ。
燃えるような情熱を書きとめること。
エキゾチックな生き方を書きとめるんだ。
花や草木を愛するんだ。
そして、思いっきり人生を救うんだ。
やさしく触れて生きるんだ。
自分の心の中で生を磨くんだ。
友よ、君が詩人になりたかったら、
金持ちだけにはなりたがるな。
大きな宝石より旅先の石ころを手に入れる。
とにかく真剣に旅をすることだ。
大きな声で笑うことだ。
みんなが言うことを頭の中に入れるんだ。
街角で口笛を吹くんだ。
いつまでたっても世の中に出ない特ダネを自分の力で作るんだ。
私の忠告がわかるかい。
詩人であるかないかは君が決めるんだ。
 御供 2000/4/24

詩の書き方



深夜、それとも早朝、もっと間抜けな昼寝時、
言葉は樹液のように脳細胞へと昇り込む。
僕が根をおろしている天国さながらの地獄から、
藁さえ詰まっていない僕の空っぽの頭は言葉でしか塞げない。
僕は君と同様うつろな人間。
君がどこかで読んだ決まり文句を読み込んで自分で剥製にする。
僕は決まらない一行をふらつく梯子の上で書いている。
言葉によって感染した病は言葉によって免疫するしかない。
仮想現実のつるつるに包まれて僕はもがく。
シートにくくりつけられて巨大ジェットで空を飛ぶ。
深夜、それとも早朝、もっと間抜けな昼寝時、
言葉は樹液のように毛細血管の隅々まで浸透してくる。
僕は君のプレハブの真っ白な水洗便所に流された汚物に隠れて、
死へと向かう。
詩は死と同じように思いがけず僕を襲う。
シーッ、詩と死は意味の合間の沈黙によって包まれる。
僕らは生きのびるために生きている。
 御供 1999/12/29

2011/08/24

健康とは



なによりも大切な健康とは心の体のバランスだ。
強い気力と体は人間に与えられた宝物。
生きて行くのに食べることが楽しくなかったら、
生きて行くのに寝るのが楽しくなかったら、
どんなにつまらないだろう。
大きく笑う。
くよくよしないことがいい。
やさしい心と愛す気持ちがなかったら健康とは言えない。
健康とは人生にとっていちばん大切なものなんだ。
 御供 2000/5/5

幸せな結末



辛く長い一日は何もすることがない。
幸せという言葉から遠く離れたところにいる。
このやるせない気持ちは何かのために貯めておく。
いつか思うだろう。
あの時はどうしてこんなことを思っていたんだろうと。
これから来るいろいろな壁にも立ち向かえるだろう。
時間という船に乗って向かう幸福行き。
そのトンネルをもうすぐ越える。
終着駅は見えている。
そうきっと、幸せな結末。
 御供 2000/5/1

強くはないよ



人間はそんなに強くはないよ。
いつも同じ志を持って生きる人は少ない。
ずっと変わらぬ意志を持ちつづけるのも難しい。
まわりを振り返らず生きる。
決めたことは最後までやり遂げる。
思ったことはいつまでも。
なんて考えていても、
月日が変えてしまう。
そんなもんだよ。
そんなに強い人間なんていない。
 御供 2000/5/1

日常の中で



生きていればいろいろな素敵なことに出くわす。
が、日常の中ですぐさま風化していく。
たとえ、想像が永遠に飛び立っても、
次々と失望が見える。
いつのまにか小さな一角に身をひそめている自分。
精神が素晴らしいものをつかみとっても、
すぐさま月並みがくっついてくる。
途端に憂鬱が根づくのだ。
日常の中で何故に本を読み学ぶのか。
何の意味も見いだせない。
だが、習慣のように繰り返す自分がいる。
それが地上の善であるかのように。
角度を変えて見れば愚かなこと。
善も偽りであり妄想だ。
自分は日常の中で何をしていくべきか。
楽しみを愛し、
日常を暮らすべきなんだ。
 御供 2000/5/1

止まった時



進まない時計の針。
時間をきざむ楽しみがない。
1分が、10分がとても長い夢のようだ。
過ぎてしまえばしめたもの。
止まった時があるだけ。
壁を見つめてひとりで話す。
何を思うでもなく、
浮かんでくる考えもない。
空を切る思考は慰めにもならない。
止まった時の空しいだけの心の中。
探すあてもないものを探し出す。
止まった時に見つめ合う光を、
ダイヤモンドの時に変えなければならない。
いつでも止まった時、
それの重なりなのだと時計の針が教えてくれる。
 御供 2000/5/6

沈黙



このはりつめた静けさの中、
ひとり座る私のまわりに沈黙が広がる。
私は静かにしている。
狂おしい嵐が気違いじみた感情になる。
沈黙を破る音があるとすれば風の音。
その風も止んでいる。
自然の音全部が死んだかのように動かない。
沈黙の中では姿をあらわさない。
厄介な沈黙を破るものはない。
この空虚の中では何も生まれない。
ほのかに陽の光がささやきかける。
すると沈黙の中に突然、太陽が笑う。
光が私の目を覚まさせる。
二度目の呼吸で私は飛び起きる。
静かな沈黙の中で私は目覚める。
 御供 2000/5/1

コロのこと



子供の頃、コロという犬を飼っていた。
真っ黒な犬で胸のところに三日月型の白い毛が生えている。
小さな頃、近所の家から自分でもらってきた。
いつもいっしょに山や川へ遊びに行った。
餌をやるのも私の役目。
小さい時の写真に私と写るコロは大きい。
大きくなるとコロは鎖につながれた。
餌も母がやるようになった。
私が家を出たからだ。
ある日、青山の学校の近くでコロを見た。
確かに私はコロの姿を見た。
しばらくして、
母からコロが死んだことを知らされた。
コロはあのとき私に会いに来たのだろう。
別れを告げにやって来たに違いない。
通りをはさんで走りすぎて行くコロの後ろ姿。
私は確かに見た。
 御供 2000/4/28

今に思うこと



人間のやさしさとは何だろう。
相手の気持ちを考え、
自分勝手をしない。
誰もがわがままを通そうとする。
「人は愛されるより、愛することの方が難しい」
他人を愛し、
やさしさを持つこと。
自分が欲してることは相手も欲してる。
譲り合う気持ちだ。
自分を犠牲にしてもわかってもらえないから、
今に思うこと。
 御供 2000/5/1

時空の限界



人は1カ所にとどまっていても、
人は旅をしている。
時は流れているのだから。
空間は動かなくても時が流れているのだ。
身の回りは激しく変化していく。
時間の旅はみんながしている。
人は誰でも永遠の旅人である。
歩いて歩いて歩きつづける。
旅人は立ち止まる。
時空の限界を見つめて、
その先を夢見る。
行き止まりはない。
地球は丸いのだから。
 御供 2000/5/1

良きも悪きも



人として生きて行くのにいろいろなことにぶつかる。
良かれとしたことが人を傷つけることもある。
悪かれとしたことが人を救うことになる。
人間の喜びとは、
人間の幸せとはいったいなんだろう。
行いに自信を持って生きて、
行いに勇気を持って進む。
良きも悪きも生きていくのだ。
 御供 1999/12/31

陽はまた昇る



どこにいても、
どんなときでも。
陽はまた昇る。
私の心に昇るのはいつなのか?
閉じ込められて暗くなって、
陽が昇ることなんてあるんだろうかと考える。
早く時よ過ぎてくれ。
私の心に陽を昇らせてくれ。
 御供 2000/1/1

1通の手紙



1通の手紙を受け取りよろこぶ。
今までなかった考えが、
さわやかな風となって飛び込んで来る。
人はいろいろなことによって角度を変える。
何かによってよろこび、
悲しみ、怒り、さみしくなる。
人はそんなに強くない。
まわりに影響されて生きている。
心のまわりはやわらかく傷つきやすい。
好きな人からの1通の手紙は大きい。
力強く引き合うだけ左右する。
1通の手紙が心を変える。
愛によって大きなパワーがよみがえる。
うるおいと豊かな心を与えてくれる。
耐える勇気も与えてくれる。
 御供 2000/4/27

ビート世代



ジャック・ケルアックは変な作家だと思うね。
年少のグレゴリー・コーソやゲイリー・シュナイダーがいた。
同世代のアレン・ギンズバーグや、
年長のウイリアムズ・バロウズがいた。
ローレンス・ファリンゲティがいた。
ジャック・ケルアックは酒に溺れて死んだ。
「路上」書いて47年間の生涯だった。
 御供 2000/4/21

人生について



人生はいろんなものでなりたっているんだよ。
ある意味では文句を言ってはいけないよ。
だけどいつだって人生は変わっていくんだよ。
誰もわからないってことさ。
人生は美しく大きいんだよ。
奇跡的とも言えるんだ。
いつだってその次がやって来る。
人生にはいろんな面白いことがあるんだよ。
去って行き、やって来る中にね。
人は死ぬこともあるけど、
何も変わりはしないんだ。
人生はいろんなものでなりたっている。
 御供 2000/4/21

偶然



人間の出会いに偶然以外に何があるだろう。
出会いが偶然でなくてなんだろう。
自分の意志でやって来たわけでないここに、
たくさんの人がいる。
顔を合わせるが言葉のない出会い。
暗黙の意思疎通がある。
ほんの少しの偶然がそうさせる。
どこにでもあるそんな偶然。
 御供 2000/1/2

出てこない言葉



今は出てこない言葉。
立っていても寝ていても頭をもたげる言葉がない。
フロー・アップする生の言葉。
何かをしているとき突然やって来る言葉。
楽しい時よりも苦しい時によくやって来るように思う。
言葉は壁を打ち砕くハンマーのように、
私の心をたたく。
いつだってあっと間にやって来る。
心の中の言葉となってやってくる。
 御供 2000/4/24

地球の中に



闇の中のゴーという音。
私はここに居ることに飽き飽きした。
都市が灰と化して崩壊するのを想像する。
私は飽き飽きしたとき、
うんざりした人々の顔を思い浮かべる。
地球の中に何が起きているのか?
大空に流星のように旅立つ私を見る。
黄金の翼をつけて生きようと!
古臭い雰位気に別れを告げ、
何もかも新しくしたい。
惑星の中に突き進む。
大空めがけて。
空っぽの地球で誰かが言う。
「愚かな世界で人間を演じてる」と、
私は笑う。
いとしい人。
すっかり麻痺した地球。
生きる私は鎖をあげた。
流れ星の行き交う中を、
青い惑星、無限の空間、永遠の静寂。
私は地球の中にちりばめられたダイヤ。
一本の赤道が走る。
私が見る日が来る。
哀しい惑星の爆発を、
腐った世界、老いすぎた世界。
天のピエロが私に告げる。
大きな笑いをと! 
 御供 2000/4/24

3つの言葉581



「後ろ向きの人生に誰が魅力を感じるか」

「精神がどんなに素晴らしいものをつかみとっても、月並みのものがくっついてくる」

「生きていればいろいろなことを感じたりするが、すぐさま日常の中で風化していく」

3つの言葉580



「陽が陰り曇ってくると灰色の空気が立ちこめてくる」

「世の中の片隅で息をひそめてそっと生きている」

「古今東西いいものは人に感動を与える」

2011/08/23

うれしさの中に



毎日の生活に変化はとてもうれしい。
繰り返される規則正しい生活。
1日24時間の時間。
 御供 2000/1/9

この世の果てに



人の世はつづくものである。
幸せとはいったいどこまで膨らむのか。
もういいというものが存在するのか。
確かなまでのこの世の果てに。
不条理なまでの追求。
華やかなまでの遊をつくしほうける。
人はこの世にかい間見る。
どんなに贅沢をしても、
この世の果てに過ぎるものはない。
この世の果てに見えるものなど有りはしない。
 御供 2000/1/11

そよぐ風



どこから吹いて来るのか、
さわやかな気持ちにさせてくれる風。
春夏秋冬の季節を運んで来る。
人間の感情まで乗せて来る。
そここことそよぐ風。
遠い国へ。
あの山を越えて、あの海を越えて。
吹いて行く風。
ふるさとを持たない風のように。
そよぐ風。
ゆっくり吹いて行く。
 御供 1999/7/28

ちょっと前までは



老いについて考えたことはなかった、
ちょっと前までは。
人間誰でも老いて行くのだと考えるようになった。
髪は白くなり、
肌にはしわが増える。
はりがなくなる。
自分もそうなるのだと思うが、
なるようにしかならない。
考えたこともなかったちょっと前までは。
ちょっと前までは自信満々の中にいた。
 御供 2000/1/9

イン・マイ・ライフ



ビートルズが「イン・マイ・ライフ」を歌う。
さわやかな歌声に乗って聞こえてくる明るい生活。
恋や愛に満ちた青春のひとこま。
生活は限りなくつづく夢にあふれたもの。
生活の中で何をしようとしているのか?
考える私。
遠のいて行く夢。
忘れかけている愛。
でも私はあきらめない。
もっと大きな希望を追いかける。
おお、待っているぞ。
イン・マイ・ライフ。
 御供 2000/4/21

1つの言葉615



人間の能力の差は自制、熱意、忍耐、意欲などを含めた、
心の知能指数[EQ]による。
 御供 2000/4/24