愛というのは暖かいもの。
今日も心の中が見つからなくて、
街をふらりふらりしている私。
大都会に取り残された、
ひとつの物体のように。
心の中を探して悩んでいるなんて、
私だけのことなのだろうか?
誰もが苦しみ、悲しんでいるこの社会。
ホッと一息つける暖かい場所があるとしたら、
心を許せる友がいる場所に違いない。
人間が人間を恋しく思うのは、
太古の昔から現代につづいている行為だと思う。
心を開いて。
心を開いた友がいると私は元気になる。
だって、楽しさややさしさや思いやりが、
動き出すのがわかるから。
人が人に腹を立ててどうする。
なんて醜い行為だろうと知ってはいても、私も人間。
でもどうせだったら、やさしい人間でいたいから。
心を許せる友に会いに出かける。
じっと家の中にいて太陽や風に触れないと、
落ち込んでしまう私が見えるから。
ゴールデン・ウィークの今、人間が少ない。
街は地球の終わりを迎えたような空気に染まっている。
私の心も感傷的になり、心がすさむ。
夕暮れ時は何故かそんな考えが持ち上がる。
だから、陽のあるうちに外に出る。
すると心が晴れていくのがわかる。
また気分を取り戻す。
ひとりじゃないんだ。
外の街ではたくさんの人間が行き交う。
まだ出会えぬ友がいると信じるから、
心は上昇気流に乗るだろう。
人と人の間と書いて『人間』、
という意味を理解したような気になる。
私はやる気を取り戻し、
すさんだ心の中に一筋の光が射す。
ああ、なんて素晴らしいことなのだろうと嬉しくなる。
GW、休日がつづく年中行事。
いつも同じ悲しさに襲われる。
都会に住んでいるからだろうか?
だれだれさんちのだれだれなんてわかる小さな村社会なら、
こんな悲しみに触れることもないのだろうか。
いや場所じゃない。
愛せる友がいるかいないかなんだと思う。
田舎を持つ人間は幸せなんだ。
触れ合いも知らずに育った者には、
悲しみなど持つこともないんじゃないかな。
私は私で私のことをじっくりと考えてみる。
考えても答えはでない。
しかし、太陽が昇るから大丈夫。
人間の感情は浮き沈みする。
そんな悩みがあることも、
人間を幸せにするすべなんだろう。
毎日が幸せだったら、
不幸も、そして幸せもわからないだろうから。
感情の持ち方によって、
人間は楽しくも悲しくもあるんだ。
人生ってなんていいものだろうということも再確認する。
なんとなんと楽しい地球の中。
御供 2013/5/19

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