楽しそうに暮らしている都会人はどこにいる。
お金という権力で、高価なものに囲まれ、
人間をあやつり、信じようとしている。
朝、陽が昇るのを見ると、
そこには生まれたばかりの真実がある。
疑いも理屈の雲も、
言い合いも、押しつけもない。
愚かなゴールのない迷路。
絡み合い、もつれた人間が作り出した都会。
なんと多くの人々が迷い込み、
一晩中歩き廻っては、グラスの酒に酔いしれている。
すべてを忘れようとしていることか。
それなのに自分には分別があると思い込み、
他人を導いてやりたいなどとうぬぼれる。
知恵をしぼって作り出される生活の潤滑油。
賢い知と愚かな力。
無垢という愛を忘れ去り、
予言者のように押し付ける。
そんな生活になんの疑問も持たずに、
アリのように働く都会人。
生まれたことが悪いのか。
この現代という時代が悪いのか。
愚かな人々は迷路に進められて苦しむ。
本来あるべき、生きることの楽しみを見失う。
自分は正しい道を進んでいるんだと思い込んでいる。
モノに支配されていることにも気づかずに。
人間は生まれながらにして愚かである。
しかし、ある日ふと立ち止まり回りを見渡せば、
もう水かさは増していると気づくだろう。
「パンッ」という一瞬が、
世界の人の心を変える。
何が本当に欲しいのか。
笑いややさしさだと信頼する心。
人は道を見失いながら歩いている。
でも、ひとつの角度、出会いが、
人生のフックになって修正する。
だから、一日も速く自分の進む道を探さなくてはいけない。
明日、朝日が昇る前にもう一度問いかけてみよう。
私は何をしているのかと。
御供 2013/5/19

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