2011/02/21

正気なのか



大都会の空気を吸って生きている人間たちが、
排気ガスによって肉体をむしばまれている。
精神というやわらかな部分を壊すこの汚れた空気。
頭の中は自分だけの世界。
うつろな目をして街を歩く若者たち。
行くあてもなく、
夢と希望も置き忘れている。
ひとりよがりの行動は正気のさたじゃない。
相手の立場になって考える余裕など微塵もない。
ののしりながらひとり孤独になっていく。
自分だけを正当化するため、
むちゃくちゃな噓を言う。
みんなが自分を悪く見ていると思い違いする。
自分の行動を認めている。
ひとり言のようにぶつぶつと社会のあり方を批判する。
自分は何をしてもいいというのか。
夢という言葉をうわごとのように使い。
はじめからそうなることを予想していたのに。
抵抗などできやしない。
自分の犯した重大さに気づきもしない。
正気のさたじゃない。
いつも自分を信じない。
だから、何も誰も信じることをしない。
生きているんだったら、
もう少しまわりのことも考えるべきなんだ。
言葉を使ってごまかしたって、
心の中までごまかせやしない。
自分だけの言い分が通るんだったら、
善と悪の判断なんてできやしない。
もう少しかわいくなってよ。
自分を持ってよ。
やらないうちからダメだなんて言えないんじゃないかな。
自分がやっているって思えば、
やれなくたっていいじゃないか。
友が誰もいないひとりぼっちだと考えるのは、
自分が心を開いて友だと思わないからだよ。
人間誰だって所詮ひとりなんだ。
無理矢理友にするなんてできやしない。
自分から歩み寄ることが大切なんだ。
今の社会がそうさせるのか、
コンピューターが悪いのか。
正気のさたじゃない。
何言ってるんだい、
地球はもっともっと良くなっていくさ。
きれいで住みやすい惑星地球を正気に戻そう。
御供 2000/11/8

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