あまりにも多くの仮面を塗りわけ。
あまりにも見事な演技をして、
自分をも他人をも、あまりにも見事に欺く。
今はもう心の秘かな動きも感じない。
演技が意図の宿らぬものはない。
これが私の不幸。
自分の心を奥深くまで知り尽くし、
その脈動のすべてをくまなく察知する。
もう夢は無意識の中にも存在しない。
喜びや、苦しみ、悲しみ、
楽しみの予感も私の心を動かすことはない。
楽しみの予感も私の心を動かすことはない。
シャンパンの軽い細かい泡に、
心を重く沈めている。
私は暗い片隅に座っている。
私の夢を無心で呼び寄せ、
私の大好きな夢を取り戻す。
私は誰かの言葉を思い出す。
私がひとつの言葉を沈黙し、
巡り合わせで知ったひとつの言葉に心動かされる。
心の亀裂に入り込んでくるいくつもの言葉。
私の持っていた大切なものが、
はじけて飛んでいくのを感じながら生きている。
私はまた、行為を繰り返す。
これが私の出来ること。
私の心を開かせた愛も、
あこがれの甘い思いも、
もてあそぶように荒れ狂う美しいやさしさも、
見も知らず、見極められもせずにいる。
私の心の中を満たしていた些細な幸せも、
すべて、ひとつになって押し寄せて来る。
これが私の。
いくつもの書かれただけの詩を持ち去って、
私の夢は二度と戻って来ないのか。
危険でいっぱいの大都会の街角で、
忘れられて捨てられるだろうか。
私の大いなる語らいも、
届かぬどこか遠い所に行ってしまうのか。
社会の歯車の手に撃ち殺されたのだろうか。
旅の途上の見知らぬ人が、
美しい大きな目で発見するのだろうか。
それともどこかでネガティブなバイブに捕らえられて、
青白い顔をしてじっとしているのか。
少しでもいい。
もし、私の詩を耳にしたら、
私の願いを聞き入れてくれ。
愛と平和の扉を開ける手伝いをしてくれ。
隠れて住む多くの亡霊に招き寄せられても、
もう一度、私の夢は暗い穴の中の小さな光を懇願する。
そう、覗き込んで発見されなければならない。
もう一度、私の夢をそのしなやかな手で触ってくれ。
もう一度、私の夢の詩の中へ。
これが私の見つけられないものなのかもしれない。
小さな小さな夢のすべてだ。
御供 2013/5/19

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