2010/04/06

この詩


遥かに遠いある日々、
私は私で私の心の字を読んだ。
私の心に刻まれた文字を、
沸き上がる萌芽のままの状態で詩を書く。
あの生まれてはじめての感動の記録を詩に書く。
よろこんで、そして決心して書く。
思い出にふけり、いくつもの夢を心に感じて、
怒り、泣き、悲しみ、そして楽しむ、、、。
とりとめのないいくつもの出来事。
色鮮やかな人生の痕跡。
それらすべてを暖かく受け入れ、
すべてを自分の悔いのない人生として詩に書く。
幾千ものこの詩の中。
私は思う。
この詩の背後に、私の命が花咲いている。
この詩は、私の人生のかけがえのない生きた証。
いかにも無益で無駄の多い行為と思われるかもしれないが、
私の人生のすべてである。
だが、、、、、。
今夜、飛ぶ宇宙飛行士よりも、
あわれにも血にまみれた数々の兵士よりも、
この世界を牛耳っている偉い政治家よりも、
私の命のなんと、ささやかな荷であることか。
喜び、楽しみ、
文字という練金の中に映し出しているこの詩。
今もこうして生きていることを詩に書き、
私は有り余る幸せを感じている。
   御供 2013/5/19

0 件のコメント: