
2000年の今、10年後を考えたかい。
今日を生きることをしていなければ10年後のことなど、
考える余裕などないだろう。
10年後の自分を想像する。
何をやってどんな生活をしているのだろう。
地球の未来を考えると未解決な問題が多いことに気づく。
人間がどんどんと大地を掘り起こし、
バランスを失った自然が人工的につくられていく。
10年後のことを考えると不安になる。
2000年の今地球のバランスはくづれつつあるのだから。
どんなことが起こっても不思議じゃない。
科学は驚くほどの速さで進歩している。
世界の人口は増えつづける。
こんなにも増え過ぎた人口の食料は大丈夫なのだろうか。
人間の明日に希望や夢があるとしたら何だろう。
ひとりひとりの夢と世界規模の夢は一致するのだろうか。
テクノロジーがどんなに進んだって、
人間のプリミティブな喜びは変わらないはずだ。
家族愛。
男と女の愛。
やさしさや思いやりの気持ちはいつもアナログ的なものなんだ。
だから、人間は今を生きなければいけない。
人間が完全に満たされることなんてないんだ。
人間の心は人間の愛によってのみ満たされるものなんだ。
美しい手でつくったあたたかい心を持って思いやりの心。
そうすればそのやさしさは帰って来る。
そのやさしさこそが人間を幸せにしてくれる。
10年後もそんな愛は残っているに違いない。
御供 2000/11/27
0 件のコメント:
コメントを投稿