NYから帰ってまた東京での生活がはじまる。
噓のような暮らしがある。
携帯電話はなりっぱなしでいつもの一日。
なに不自由のない知り尽くした街。
NYではたった5日だけだったのに、
いろいろなことがあった。
時間は単位でしかないと気づく。
多種多様な人種の中で考える。
小さなマンハッタンには思いもよらない出来事が起こる。
空まで届くような摩天楼。
その中にちりばめられた快楽と苦痛。
人はどうしてこう一所に集まるのか。
どこでもそうだが、そうじゃない。
行き来して時間を過ごし、
あるときは笑い、
あるときは嘆き、
あるときは怒り、
あるときは悲しみ、
つながりを求めて繰り返し生きて行く。
どこでも人間は自分を守り主張する。
お金という仮想権力。
アートという創造物。
どこからどういう風に何の目的で大都会に人は群れるのか。
偉大な街NY。
大きくはあるが本モノと偽物の見分けすらわからない東京。
どこにでも人の愛があり、
人と人の交わりがある。
帰って来た今でもまた行こうと思うNY。
でも東京ボーイの私が居る。
私は何かを求めて歩いている。
御供 2001/6/6 12/7/17
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