2011/03/29

1つの言葉342




生きて来た人間の社会の中で、
足を止めるとかならず素晴らしい友がいることに気づく。
独りの天才が生まれることにより、
レベルがそこまで上がる。
 御供

1つの言葉341




私は人間的でないどんなものにも支配されたくない。
意識を拡大しようという道徳にも縛られたくはない。
心あるがままに私は生きていたいだけなんだ。
  御供

1つの言葉340




笑顔を取り戻そう。
毎日の生活に忘れていた笑顔。
しかめっつらをしているよりは、
にっこり楽しい顔をして日々をエンジョイ。
楽しい日を取り戻そう。
 御供

1つの言葉339




美しい声で友にも聞いてもらいたいしね。
鳥の言葉で話そうよ。
 御供

1つの言葉338




聞いてよ。
ゆっくり時間の流れるカフェで、
コーヒーでも飲みながら。
 御供

1つの言葉337




自然をごらんなさい。
常にうつろな時間がある。
だからこそ、自然は美しいのです。
 御供

1つの言葉336




言うすべては同じものから、
つまり無から成る。
 御供 2001/4/17

1つの言葉335




詩人の仕事とは神聖なものであり、
それは今起こっている出来事を赤裸々な体験として伝える。
創作のことである。
  御供

1つの言葉334




近代合理主義社会そのものへの反逆として、
きわめて不合理なものかもしれないが真の未来を予言している。
私の詩は噓のない本当の心の中をフルー・アップした言葉です。
 御供

1つの言葉333




選択的に追求するこの芸術家は、
それを本能的に知っているのである。
この物語はあらゆる神話と同様に、
まず、体験され、
それから散文的に理由づけされることなく、
別々の次元が与えられた。
 御供

1つの言葉332




いま私は54歳。
もうすぐ55歳だ。
55歳から60歳までをいかに楽しむか、
それを工夫して生きよう。
 御供 2010/11/22

1つの言葉331




おばあちゃんの店には「つまみ」という中にあんこの入った、
手でつまんだような餅が食べられる。
このつまみというあんこは街のあんこ職人が毎日20個だったか30個だったかわからないが、
店に届けに来てガラスのショーケースの大皿の上に並べていく。
朝はまだやわらかく、
さわるとあたたかく。
口に入れるととろっとぺろっと幼い口の中に入る。
もうひとつ欲しい。
食べなさいという気にさせる。
 御供

1つの言葉330




ここではないどこかへ。
光、記憶、未来、
まだ見ぬ風景。
永遠の旅へ。
 御供 

1つの言葉329




この時間の中に楽しみを見つけよう。
ちょっと角度を変えて見ればいいだけじゃないか、
そして好きなことをやってみる。
 御供

1つの言葉328




田舎には、村に一軒かならず「万屋」呼ばれる何でも売っているところがあった。
私の97歳まで生きたくらさんという母方のおばあちゃんはそういう店をやっていた。名字が滝上というので地域の人たちに滝上商店と呼ばれていた。
 御供

1つの言葉327




私は幼い頃、おばあちゃんに預けられた。
母は家をあけるとき、おばあちゃんにあずけて出かけた。
その頃からあんこが好き、
甘いものが好き。
お菓子に目がない私は、
おばあちゃんくらさんの店が大好きだった。
 御供

1つの言葉326




愛?
それって何だ。
いちばん自然な安定剤。
この世でいちばんの愛。
 御供

1つの言葉325




愛と創造の旅を、
一生続けよう。
 御供 2001/4/17

1つの言葉324




毎日の出来事をそっちのけにはできないさ。
それが明日への架け橋だからね。
 御供 2004/1/27

1つの言葉323




溺れる前に泳ぎはじめた方がいい。
時代はかわっているのだから。
御供
ボブ・ディランから

1つの言葉322




煙りも粉ももう古い。
光の時代。
光の覚醒に期待しよう。
 御供

3つの言葉329




「僕たちがどのくらい苦しめばはじまるというのかい」


「統一されれば、仲間同士の戦いも終わる」


「世界のすべての人がひとつになった世界を考えて」

3つの言葉328




「宇宙の中心はどこにある。自分の中」


「50階のビルから落下する、まだ大丈夫だ。落下することよりも着地が大切だ」


「いつでも新しい旅を探して行動するのさ」

3つの言葉327




「目を見開いて内なる自分を見るがいい」


「おまえは満足かい今の人生に、本当に」


「来た道も行く道もなくて、未来があると言うのかい」

3つの言葉326




「空気を吸えない地球を考えてごらん」


「心ある道を堂々と進むこと」


「友人の中の心の会話に耳を傾けよう」

2011/03/28

哲に捧げる



仲のいいアーティストが死んだ。
一年あまりいっしょに過ごした日々がなつかしい。
大雨の日に作った「PEACE」の看板。
ラーメン屋のそば箱をこっそりおかりして、
描いた看板。
詩、絵、写、映。
こんな文字を並べて大雨の日に哲と作った。
昼近くに起きる哲を狙って遊びに行く。
するとコーヒーを、
それもエスプレッソを入れてくれる。
ジョイントを巻き、
恵比寿3丁目の交差点をモニターのように写す入り口。
現代の東京。
ちょっと隠れたこのエリアは再開発のまっただ中。
LSDを食べて昇ったガーデン・プレイスの最上階。
夕陽がとてもきれいに見えた。
一夏営業した85年の海の家。
哲は黒白の水墨画のような絵を描いていたね。
描きはじめたら15分、
構想3日、いや1年。
イメージとパッションを大切にする。
アカディミックな哲の絵。
東京博に落書きするんだと都に電話する目は、
まじそのものだった。
恵比寿3丁目は再開発の波に押しやられた。
哲のスタジオは駐車代2台分の7万円。
地上げの跡地。
でも2階建てで部屋数は5部屋。
毎日のように誰かが集まり、
そうおかしな連中。
通りがかったおばさん、おじさん。
外国からアース・ピープル。
ミュージシャン。
かわいい女の子。
パワーに溢れたエネルギーがいっぱいだ。
安定とお金を持たない哲の生き方は、
多くの人を幸せへと導く。
そのあたたかな空気。
夕暮れの酒。
哲は酒にやられて早く寝る。
マリファナやハッシッシをやっていたら良かったのに。
酒を飲むとすぐに暴れ出す。
胃の奥に大きな穴があいているようだった。
はじめて哲に会ったのは1981年のアムステルダム。
そうアムスのすしバーが最初だった。
ヒロさんのにぎるすしのカウンターに居た日本人が哲だった。
カウンターでジョイントを巻きはじめた哲にヒロさんは言った。
「ここはかたぎの店だから、外で吸ってくんな」と、
言ったヒロさんだが。
完璧に巻けた哲のジョイントを外まで出て来て吸いに来たのは面白かった。
アムス的な一場面。
アムスの夜の謎の日本人。
それが哲の第一印象だった。
ヨーロッパをロンドンを中心に20年あまり住みついた哲。
アムスではフィオリッチの店作り。
それからパリに渡ってボヘミアに住む。
哲の死んだ今でもアート・スタジオに数10点の絵がおいてある。
歯ブラシ1本人生。
哲の人生哲学はPARTY。
人の集まるところかならず顔を出し、
めちゃくちゃにする。
青山のPEACEでも。
逗子の海の家でも。
哲は変わった人生を送ったことは間違いない。
「ひとりでも信じる者がいれば、その物語は真実に違いない」
哲から僕が学んだことは人をよろこばせること。
安定とお金を持たずに旅をつづけること。
旅こそ出会いがあり、
教育が存在する。
旅にも人をよろこばせる1品のトクイ料理が欠かせない。
自分の選んだ人生を歩きつづけた哲。
恵比寿3丁目のスタジオはいつも面白い連中のたまり場。
PARTYあらしにくり出す出発点。
哲に捧げる。
御供 1997/2/9

東京とは




クーラーの室外機が異常な気象を起こしている。
都市集中型の大都市に悲しい声を発してる。
人間ひとりひとりの体が新月と温度の変化についていけない。
車は駐車場に入っているかのように、
高速道路の上で止まっている。
少し進んでまた少し。
スーパー・マーケットでモノや食ものを買う人たちは、
食糧難など絶対にないと信じているかのように山盛りだ。
もうバーゲンをはじめている洋服屋には子供たちが列をなす。
パーティではエコロジーやソーラーを称えているヤツが多すぎる。
なんにも変わらないというのにはしゃいでる。
世界のトラブルに頭をもたげる。
時間なんてどこにあるのだ。
余裕が大切なのにない。
心の声を聞く時期なのに、
安売り屋でモノをあさっている。
それでストレスを解消している。
目の前の無駄なモノに心を奪われるのは、
もうヤメにしよう。
さあ、出かけよう。
 御供 1998/8/22

1つの言葉321




通りを歩いていると、
私の前に一枚の葉が地に落ちた。
風に吹かれて落ちて行く。
さすらいも、
若さも、
愛もその時がある。
終わりがある。
 御供 1998/9/27

1つの言葉320




重要なのはせめてみんながもっと、
本物の視点を持つこと。
そして本物の感情を通して考えたり、
感じたりしてくれること。
どんなものにもさ。
 御供

1つの言葉319




錬金術とはエロチックな科学であり、
現実のもう一面に目を向ける。
あらゆる事実と事象を精錬し変質させること。
 御供

1つの言葉318




言葉が限りない想像力を与えてくれる。
「俺の心を開いてくれ」なんて言ったら詩人なのかな。
 御供

1つの言葉317




たくさんあるから時間が必要だけどね。
大丈夫だよね。
どうせ一生の友と決まっているのだから。
 御供

1つの言葉316




まばゆい光と影を引きずって、
遊びつづけることこそ最大の創造である。
 御供

1つの言葉315




ゆっくり話そうよ。
言葉は国家に解読できないオリジナルな鳥の言葉。
JAZZの音色でもいいね。
 御供

1つの言葉314




人生で豊かな趣味を持つということは、
ダイヤモンド以上の価値に値する。
 御供

1つの言葉313




人間の創造は地球が終わるまで、
繰り返されるに違いない。
楽しんだことが創造につながるんだ。
  御供

1つの言葉312




今回は散文で書くよ。
自信があるんだ。
たくさんの人にヒントを与えられると思うんだ。
 御供

1つの言葉311




俺に聞かせてくれないか。
幸せになりたいんだ。
俺の旅の話しも聞いてくれ。
 御供

1つの言葉310




創造への挑戦のはじまりは、
あまのじゃくになることさ。
ちょっと違った角度からものごとをみることなんだ。
 御供

1つの言葉309




友の声を待ちわびる。
どうしているのかな?
友との信頼は人生の宝物。
 御供

1つの言葉308




噓のない言葉だから、
仲間とつながれるといいな。
こんなわがままな時間を君と仲間が、
プレゼントしてくれるとわかっているんだ。
君にもわかるだろ。
 御供 1998/6/21

1つの言葉307




地球を救うために生まれてきたリヴァー・フェニックス。
世界を大きく変えるリヴァーの生涯。
 御供

2011/03/26

愛の可能性



愛ってものがことによっては世界中を変えてしまうかもしれないってこと。
わかるだろ。
地軸の変動のように世界をひっくりかえすこともできるんだよ。
それだけの強力のものだし、
それだけ大胆なものなんだ。
人は夢のために自殺までするし。
でもその一方で何か理想の愛を自分の中に持っていたりすると、
愛は怒りと時間にも打ち勝つ。
海や山を動かすこともできるんだよ。
僕はそういう風に感じるし、
書いたんだ。
御供



高速道路を走っていると、
おふくろが助手席でこごとを言っている。
何度も何度も同じことを繰り返すおふくろ。
でもいちばん俺のことを心配してくれているのも、
おふくろだとわかるのだが。
本当に俺のことを愛してくれた母。
死んだ今でもまだそばにいて、
同じこごとを言っている。
聞こえるのは何故だろう。
いつの間にかそのこごとをうれしく思っていたのかもしれない。
いつでも出て来て言っておくれよ。
俺のこごとを!
御供 1999/1/25

1つの言葉306




やすらぎの中の自分の時間を、
たくさん持つことだ。
 御供 1999/7/29

1つの言葉305




アートというのは生きる方法である。
アーティストというのは生きるそのままがアートでなければならない。
でないと、どんないいものを作っても噓になってしまう。
 御供

1つの言葉304




エアフォースのそれをモチーフにしたファッションである。
中古のものを加工したり、
モチーフを生かして新しく作ったりするものであるが、
このファッションのコンセプトは、
ファッショナブル、
ファシズム、
ファッィ。
  御供

1つの言葉303




タバコ会社主催の健康喫煙講習会の中で、
生活することが果たしてできるのかな?
吸いたければ吸えばいいよ。
 御供 1998/7/24

1つの言葉302




平和を愛しつづけることが、
人生というものだろう。
 御供

1つの言葉301




建築家よ。
君らはみな手工芸にもどらなくてはならない。
芸術家と手工芸家の間にはなんら本質的に違いはない。
 御供