2011/05/30

1つの言葉446



きみのゆく道は聖なる道か。
狂った道か。
オルタナティブ思想の原点がここにある。
 御供

1つの言葉445



この季節の新緑に恋してる。
気持ちいい夕暮れ。
御供 2011/5/25

1つの言葉444



アート、ファッション、デザインの新しいアイデアやトレンドの発信地になっているエリアはエネルギーに満ちている。
思考と活動のオアシスだ。
オアシスにどっぷりつかりながら、
自分のインスピレーションを成長させ形成していくことが好きなんだ。
 御供

1つの言葉443



不摂生はしないほうがいい。
退屈こそ不健全さ。
のっていて健康な人には関係ない。
 御供

1つの言葉442



今私はとてもうれしいことを待ちわびている。
恋することはうれしい充実したものである。
 御供

1つの言葉441



本質を見つけて概念を追う。
本質とはいったいなんなのか。
いったい全体なんなのか。
 御供

1つの言葉440



何もかもが、
身を隠して色を失いつつある。
別れを泣き悲しみ、
世界は残り少ないのか?
この世界では生きることと同じように死を学べ。
 御供

父と



私が生まれた昭和31年に父は道楽を辞めたと聞く。
私は父と膝をわって話したことがない。
父は私に対し、精一杯の愛をそそいだにもかかわらず、
私はソレを理解していなかった。
私は幼い頃、父に逆らったことはなかった。
父の白い髪のおくには、
私には考えもつかないふるまいと厳格があった。
父の不器用な性格は大きく私を悩ませた。
父と違って母は何でも私にストレートにぶつけた。
母そして、母方の祖母に私はこよなく愛された。
初めての男の孫、そして長男として生をうけた私。
女系の中で育ち愛されつつ大きくなった。
私は親を手こずらせるような子ではなかった。
性格は活発で気が小さくやさしかったのだ。
母の愛を大きくうけながら父に対して口答えすることもなく、迷惑をかけることもしなかった。
たとえ、勉強に精を出さなくとも「勉強しろ」と、
父に言われたことはなく。
父の車をそっと夜に友人たちと乗り出し、
大破した時にも父は何も言わなかった。
父は典型的な亭主関白で「男子厨房に入るべからず」
と言われた。
母は父に嫁いで49年一度も口答えしたことがない。
父と母が喧嘩をしているところを私は一度も見たことがない。
父は何も言わない変わり、
母は口ごとに私に小言をいう性格だった。
私は母にも口答えはせず、
ただ甘い母の言うことを聞いたことはなかった。
戦中派として育った母は私には甘く、
私の好きなアンコをいつも作り私に与えた。
母の愛は私を甘かし、小言をいつも言い。
私をデブにした。
子煩悩だった父と母。
私は玉のように育てられた。
 御供

白州次郎から



喩えは悪いがサッカーやラグビーでオフサイドは反則になる。
芸術文化の面では、こういう「飛び出し」とか「待ち伏せ」のプレーこそが、
時代の先端をいく行為である。
前衛的な先達の業績に温厚な眼差しを超えて、
異様な愛情と共鳴でペンを取る。
詩人やアーティストは黄金の芯を持った唯一者たちである。
ギンズバーグやホイットマンは「ゲイの詩人」
血脈を論ずることは世間の良識を脅かしている。
ギンズバーグはよく予言者のように崇拝されるが、
同時に猥褻な風俗詩人であった。
「何も手を加えていない。即興の詩が一番いい」と説いている。世間の評論家のように無内容な流行り、
言葉を繰り返さずに直感で書いて行く。
まさに、アンデルセンの誇る現代の「即興詩人」だ。
 御供

目覚めるパート2




今まさに『アナログ』から『デジタル』に進化して、
驚くほどの量の情報がある。
だがまとめきれずに通り過ぎている。
この情報を処理するのも人間なのだ。
私は目覚める。
生まれた時や、眠りから覚めた時じゃなく、
私のパーソナリティが形成された時。
私自身の意見が、
明白になった時が目覚めた時だと気づいた。
そう、この地球市民は何をして生きていけばいいのか?
時代は『パキっ』と、音を立てて変わっている。
   H.MITOMO

都会の空間



ここは二番町にあるアパートメント。
この大都会の真ん中で孤立したような世界がある。
エレベーターですれ違う人がいれば、幸いなくらいだ。
時たま行くコンビニのレジの子と言葉を交わすくらいだ。
部屋に戻ればひとつの考えの中に集中し、
味気ない時間の繰り返し。
果たして本当に休まるところはどこにあるのか?
東京という大都会にはたくさんの人が住んでいる。
一日中、ビルの電気はつきっぱなし、
消えることを知らない。
SEXに餓えたメスどもが無防備にぶらついている。
時々、入口で会うと挨拶くらいはする。
欲しがっているのが見え見えで解ってしまう。
こんな大都会では寂しいに違いない。
暖かい肌のぬくもりがほしいのだろう。
そして、生きるあしたへの希望が?
だからこそ、体から色気ばかりを発しているのだ。
みんな幸せになって欲しい。
いつも願ってやまない。
   御供

雑誌が出ない



もう書き出してから6ヶ月というのに。
もう出来上がっているのに。
新しい雑誌が出ない。
何故なんだろう。
みんなで決めたことじゃないか。
思うようにいかないものである。
もう本当にいい頃だ。
ひとりで突っ走るほど若くない。
心を開き現状から逃げず見つめれば、
ここに糸口があるはずさ。
みんなでスクラムを組んで、
役割を決めてやりきるんだ。
そうすればきっといい雑誌になるはずさ。
メディアというものを手に入れる。
早く雑誌を出したい。
   御供

あますところなく



自分自身であったためしがない。
それなのにみんながそうなろうと努力している。
ある者はもたもたと。
ある者はい一心に。
みんなができるつもりで努力してるんだ。
だれもかれも自分の出生を気にしてる。
原始の世界の捻液を。
卵のからを最後の土壇場まで引きずっていく。
ついぞ人間になりきれずに、
カエルのままだったり、
トカゲのままだったり、
ありのままだったりするものがかなりいる。
上半身が人間で下半身が魚になっている者もいる。
しかしどの人間でも、
人間になるように作り上げられたものに変わりはない。
私たちみんなにとって由来する源。
つまり母は共通である。
私たちはすべて同じ深淵から出ているのだ。
だがひとりひとりが、
深みから試みとして投げ出されている。
各自は自分だけの目標に向かって努力するのだ。
私たちはお互いに理解することはできるが、
自分自身を解明できるものはいない。
自分自身だけなのである。
あますところなくそうなのだ。
 御供


青い鳥



あの大空を超えて行くと白い雲が浮かんでる。
虹はかかり、
あなたの夢の架け橋へ。
あの素晴らしき世界。
どこかに夢の叶う世界が必ず存在する。
あの大空の向こうに光り輝く世界がある。
そこは誰も入り込んだことのない未開の土地。
でもあの虹の架け橋を渡って行けば行ける。
たとえ虹がなくたって渡って行ける。
青い鳥が迎えに来るさ。
だって、君がパスポートもとり、
努力も充分すぎる程やったじゃないか。
みなには声のない声で語り次がれているんだ。
真の雄弁者は声には出さないこともおおいんだ。
信じることだ。
自分が費やした時間。
そして、迎え入れることだ。
大きな大志と共に、今まで君が望んでいたことを、
虹も青い鳥も、誰彼となく、見るものじゃんない。
だが、君はもう見ている。
信じてる。
自分が大きく変わりかけていることを信じてる。
確かに社会は矛盾だらけだけれど。
でも、幸運てヤツもあるよ。
あの時の一瞬は二度と来ない。
つかみ取るんだ。
自分の真の美しい夢を。
隣のみんなにもわけるがいい。
だってひとりではなにもできないのだから。
人生は一度しかない。
やれることは全てやった。
時というものを自由に仕上げる時が来ている。
みんなのためにも実現すべきなんだ。
そうすれば、すべてうまくいく。
きみのまわりの人間が「ニコッ」と笑い拍手をしてくれるだろう。
心を開き、やさしくなれ。
誰にだって、悩みのひとつやふたつぐらいはあるものさ。
それを肝用な心で包んでやるんだ。
そうすれば、この美しい地球も救われる。
君も救われる。
わかるだろ。
自由を自分よがりして勘違いすることはいけないんだ。
手を取って思いやりを持って、
相手の立場になって考えてみる。
社会を見渡せば小さな幾つもの問題がころがっている。
持ち上がっている。
そんな時こそ深く空気を吸って目を澄ませばいい。
虹と青い鳥を見るんだ。
誰にでも見えるもんじゃない。
でも、君には見える、聞こえる、感じるだろ。
  御供

文芸春秋



私は頼まれてものをいうことに飽きていた。
自分で考えていることを、
読者や編集者に気兼ねなしに書きたい。
自由な心持ちで言ってみたい。
友人にも私と同感の人が多いだろう。
又、私が知っている若者達には物を言いたくてウズウズしている人が多い。
一には、自分のため。
一には、他人のため。
この小雑誌を出すことにした。
———大正2年、菊池寛が自分のまわりの友人たちへーーー
   H.MITOMO

雑誌の創刊に向かって



私の生活は今、
全て雑誌の中にある。
朝起きて寝るまで、
200%の割合で雑誌の中にある。
雑誌のことを考えている。
時代には時代に似合った、
時代を作り出す雑誌が必ずある。
はじめはマイノリティであるが、
だんだん指示を得る。
その雑誌の影響は大きくなり、
今という時代を作り出す。
現代は雑誌と言わずすべてが混乱期となっている。
都市に住む人間がみな迷いながら、
どのように行動したらいいか考えている時代。
この物質社会のモノの反乱の中で悩みながらうごめいている。
私たちが30年前に雑誌をやりだした時は、
私たちの生活の中で面白いと思った事だけを書いた。
興味あるモノを取り上げて書けば良かった。
だが今の雑誌は売れるモノを創らなければ、
儲かるモノを創らなければと変わっている。
しかし今回のSTRATEGIAは、
自分たちの書きたいことについて書けばいい。
したがって有名人に出てもらうとか、
広告的なことをいっさい書かなくていい。
この時代においてこんな雑誌が書けるなんて嬉しい限りだ。
今私は至福の中に書きたい事を書いて、
自分の思うままに編集する。
なんとなんと楽しい地球の中。
STRATEGIAを精一杯力をこめて創ろう。
そうすればみんなの拍手が聞こえる。
もう少しがんばろう。
   H.MITOMO

2011/05/29

こうやって



いつもこうやって生きてきた。
ふたつに分かれた分岐点に立った時、
いつだってすんなり好きな道を進んだ。
こうやって、
いつも自由だと思ったりして生きていた。
まわりが右にならえして白の車に乗って目立たないようにしている時も、
違った生き方をしてきたような気がする。
左にならえしたりして、
フレンチ・ブルーのルノー・テン。
こうやって個性的に生きてきた。
後悔はしない。
こうやって生きてきた。
これからもこうやって生きていくに決まっている。
だってそれが自分の生き方。
こうやって楽しい方向に進んでいく。
楽しいところならどこへでも行く。
ひらめきを大切にこうやって。
自分の人生はいつだっていいものさ。
こうやって。
 御供 1999/1/30

LOVE KEEP



僕は世界を向こうにまわしひとりで立っていた。
君は隠れる場所を探していた。
冷たい孤独だった。
でも君が僕に生き残る医師を与えてくれた。
飢えている時は愛が生きる力となってくれるのさ。
心配しないで、
時には成り行きにまかせることも必要さ。
世界は君の前で変化している。
そして今僕は君を見つけた。
もう虚しさを感じないでもいいんだ。
そうひもじい思いをしていても愛があれば生きていけるのさ。
君のためなら僕は死ねるだろう。
いちばん高い山に昇るだろう。
僕は何でもするよ。
もう虚しさを感じないでもいいんだ。
虚しい時、愛があれば。
苦しい時、愛があれば。
 御供

Take it's easy



そう俺は尾道を駆け下りて行く。
苦しみを振り払おうと頭の中には7人の女。
4人は俺を束縛しようとしている。
2人は俺に石を投げつけた。
一人はただの友人だ。
心配するな気楽に行こう。
運命に奔放されるな。
できる限り気楽に行こう。
フォードに乗った女がスピードを落として俺の方を見ている。
おまえの愛が俺を救えるものか。
確かめてみたいんだ。
いちかばちかやってみよう。
ここへは二度ともどらない。
だから乗せてくれ。
さあ、気楽にやろう。
そう、俺はあの道を駆け下りて行く。
頭の中にひろがる困惑の世界。
俺をやさしく包んでくれる女は、
そう簡単に見つかるものじゃない。
心配するな気楽に行こう。
くよくよ言わず気楽にやryことがいちばんだ。
−イーグルスー
 御供 1997/9/26

Take it's easy

「Take it’s easy」
そう俺は尾道を駆け下りて行く。
苦しみを振り払おうと頭の中には7人の女。
4人は俺を束縛しようとしている。
2人は俺に石を投げつけた。
一人はただの友人だ。
心配するな気楽に行こう。
運命に奔放されるな。
できる限り気楽に行こう。
フォードに乗った女がスピードを落として俺の方を見ている。
おまえの愛が俺を救えるものか。
確かめてみたいんだ。
いちかばちかやってみよう。
ここへは二度ともどらない。
だから乗せてくれ。
さあ、気楽にやろう。
そう、俺はあの道を駆け下りて行く。
頭の中にひろがる困惑の世界。
俺をやさしく包んでくれる女は、
そう簡単に見つかるものじゃない。
心配するな気楽に行こう。
くよくよ言わず気楽にやryことがいちばんだ。
−イーグルスー
 御供 1997/9/26

WAR IS OVER



オノ・ヨーコが歌っているジョンの歌。
みんなが素晴らしいコミュニケーションをとれば戦争は終わる。
ひとりだったらできないけれど、
みんなが手を合わせれば救われると思うんだ。
きっと救われる。
そうみんなで救おうこの地球。
アメリカとイランだろうが、
北朝鮮だろうが争っちゃいけないだ。
みんな争っちゃいけないんだ。
争いからは何も生まれない。
知ってるだろ。
少数のわがままな勘違いしているヤツらのために。
そう地球のすべてが終わってしまうことに気づいてもらえることを祈ろう。
そう争いはいけない。
正気になって考えればわかることじゃないか。
地球はひとつしかないんだから、
人間はひとりひとり宝物なんだ。
人が人を傷つけたら騙したりしちゃいけないんだ。
 御供

風が吹く



台風がやってくる。
風と雨が激しく吹く。
なまぬるい空気の溝の中にはまる。
いきおい良く吹く風はすべてのものを荒い去る。
またひとりの心の中を浄化する。
淀んだ悪を流し去る。
何を恐れていたかわからなくなった。
開き直りの強さを少しだけ手に入れた。
揺れ動く心のマイナスな考えをすべて忘れ、
すべてを迎えて新しい夢の世界を待ちわびる。
この予感だったんだ。
心のやすまるところなんてどこにもないのさ。
あるとしたらひとりひとりの頭の中。
心の中。
台風だろうが思いっきり騒いで楽しくやろう。
自然に逆らうことはできない。
鋭く吹く風。
まるで体と心のパワーある洗濯機。
人間の心の中まで吹き込んでくる。
角度を変える自然の恵みをよろこぼう。
余裕を持って甘えないで。
風がやんだ。
太陽が顔を出す素晴らしい時間。
天災も友と手をとり頑張って。
風が吹くのを期待して。
 御供 1997/9/26

1つの言葉439



アメリカ的実存を歌った「聖なる野蛮人」
ビートニクたちの声の鼓動は、
60年代のヒップ・スターボブ・ディランの心臓を震わせた。
更にディランの歌はエロス的文明の種として、
世界中に伝承された。
様々な意味において退廃の極を究めた80年代の終わりとともに、
今またポエトリー・リーディングの復活。
言葉に象徴される詩の時代。
詩人たちの生々しい言葉はどのように発せられているか。
言葉にどのようにむかえ合えばいいのか。
再びめぐって来た言葉の季節の中。
詩人たちの咆哮に身をゆだねてみよう。
 御供

2011/05/28

DOPE



ドープという言葉はCOOLと同じように格好いいという意味で使うらしい。
「DOOP MEN」とか言って、
それいいね。
みたいなことを言う。
そんな流行語を使うウイリアムズバーグのヤツらは、
とても自由で好きなことをやっている。
だからこんな隠語を好んで使うのだろう。
だけどDOPEは言うけれど「ハード・ドープ」はしない、
と決めている。
わかっているんだ。
DRUGSのこともマリファナはいい。
酒がいちばんのDRUGSさ。
というように人それぞれ違うけれど、
自分を見失わない。
だから、
「It’s DOPE」
それは格好いい、と言うのだろう。
正しいDRUGSの使い方を知る。
ということはとても大切なことだ。
何をやったっていい。
人のことなど干渉しない。
だけど、DOPEしないという取り決めがある。
暗黙の上にそれがある。
自分の体の中に投与するものは、
自分自身で決めるということだ。
私もそれには同感する。
死を見ることは誰にとっても辛いこと。
友として真面目にやるなら他人を苦しめないことさ。
なんでも手に入るけど、
今はその時じゃないとわかっている。
ことあるごとにDOPE MENと言う。
でもそれはドープしてもドープしない、
という裏の意味が隠されている。
人間としてやってはいけないこと、
それは相手をだましたり傷つけたりしないということだ。
自分よがりはなしさということ。
だからわざとドープと言う言葉を使うのだと思う。
人間としてバットとされていることを、
バット・ハートの心で正しくやるということさ。
それが自分なりのルール。
心をむき出しにして生きている。
 御供 2002/10/4

in the city



あの地平線の彼方に、
あのネオンの彼方に、
もっといい何かがあるはずなのに何も見えない。
都会に生き残る。
毎日を夢中で生きている。
街は無常でつめたい。
都会で一度転落したら、
二度とここからはい上がることができない。
都会で生き残ることは難しい。
ボクはこの都会で生まれた、
そしていつも孤立して生きて来た。
何も育まず、
人生とは楽しいものではないのさ。
転落しても誰も助けてはくれない。
あの地平線の彼方、
どこかでネオンで染まった空の加畑に、
もっといい何かがあるはず。
ボクはもう都会で暮らすことはできないのか。
もう都会はたくさん。
もう都会はたくさん。
ボクは都会から立ち去るんだ。
 御供

in the city

「in the city」
あの地平線の彼方に、
あのネオンの彼方に、
もっといい何かがあるはずなのに何も見えない。
都会に生き残る。
毎日を夢中で生きている。
街は無常でつめたい。
都会で一度転落したら、
二度とここからはい上がることができない。
都会で生き残ることは難しい。
ボクはこの都会で生まれた、
そしていつも孤立して生きて来た。
何も育まず、
人生とは楽しいものではないのさ。
転落しても誰も助けてはくれない。
あの地平線の彼方、
どこかでネオンで染まった空の加畑に、
もっといい何かがあるはず。
ボクはもう都会で暮らすことはできないのか。
もう都会はたくさん。
もう都会はたくさん。
ボクは都会から立ち去るんだ。
 御供

ものごこえろ



私はものごころがついたときから変わっていた。
人と違うことを考えていた。
人間も地球も好きなのに。
その中の悪を見てしまうとがらっと変わってしまう。
あなたの言うように私はずっと変わってない。
自分が自分である道を歩いて来た。
それはものごころついた時から変わってない。
年々強くなっていく。
いつの頃だったか、突然私は変わった。
何がきっかけかわからない。
旅が私に目を開かせ、
いつものようにものごころを開かせる。
人間が人間として生きること。
これこそ私のものごころ。
 御供

アンニョイな夜



今日はとてもアンニョイな夜だ。
いろいろなことを考えてしまう夜。
ああ人生について。
生きる価値ってなんなのだろう。
そして今夜がひとつの節目。
季節の節目だとハッキリわかる9月30日。
明日からもう秋。
夏の終わりを告げる節目の日なんだ。
きっともの淋しくてもの悲しくて、
人肌が恋しくなってしまう。
人生の中で今がいちばん考える日。
変な日のような気がする。
こんな日は思いっきりSEXでもDRUGSでもやって楽しもう。
あきらめがついた時間はとてもいい。
ひとつの人生のフック。
計画の時にしてしまおう。
真面目になっても真剣になっても仕方ない。
陽気にアッパーでもいって考えることが必要だ。
まだまだ楽しい明日がある。
太陽だってまた昇る。
大きく深呼吸して元気にやろう。
いろいろな面白がりがある。
ポジティブ・インパクト。
何があったって対して変わるものじゃない。
みんな変わりたがっているだけさ。
心に来る考える日が一日でも多い方がいいに決まっている。
一生考えないなんてありえない。
あり得るはずがないじゃないか。
人間誰だってあるはずさ。
人の楽しみを実行してみる。
今後も人類が生きつづけられるような居住環境をつくりたい。
人類がかかえる自然界の知と方法を応用するわけだ。
つまり地球がたどる運命にとって人類が果たす役割りとは何か。
人間とバクテリアの間には相違点より共通点の方が多い。
この時期、この地球生命圏の中でわれわれがどこに身を置くべきか、
再検討したい。
この惑星の全生命を思いやり、
相互進化の身を置くこと。
生きていこう。
 御供 1997/11/1

アーティストと社会の関係



アーティストの仕事は破壊することではなく。
ものの価値観をつくること。
アーティストは世界の人が、
自由なユートピアに変えることができる。
それを達成するには、
世界には完全なコミュニケーションが存在することが必要だ。
完全なコミュニケーションとは平和である。
ものの価値を転換するには、
人生と世界について知らなければならない。
子供以上のものでなければならない。
それが子供の仕事とアーティストの仕事の違いである。
明日はひとつの階級しかなくなることを祈ろう。
完全なるコミュニケーションとは平和である。
 御供 1997/7/11

ケルアックと仲間たち



絵画、詩、前衛映画、オフ・ブロード・ウェイ。
どれもがフル回転していた。
抽象画かはキャンバスに絵の具を魂を投げつけた。
詩人たちの叫ぶ言葉が喫茶店に集まった人々を虜にした。
誰もが何かを創り出し。
誰もが何をやるかな。
ビートの現場はエキサイトしており、
人々は刺激を受けた。
力づけられた。
ビートがそこにいたから、
それは確かな証しだった。
御供 1997/9/10

コンサートへ



これから友人のコンサートへ行く。
青山はMIXというクラブ。
準備万全。
おかしな連中もそろった。
よし行こう。
真夜中のコンサートへ。
Enjoy.
思いっきりキメて東京の日曜日の夜を遊びあかす。
心のつながりを大切に。
地球の涙が雨だったらとしたら、
思いっきり立ち上がっていた。
問題だらけの地球でなんの自覚を示さないやつらより、
さわいで遊んでいる方がいい。
出会いを求めて青山の街へ。
ポジティブな音があり、
人が集まる。
 御供

ストリート・ペインター



許されてもいないのに彼らは描く。
ストリート・ペインター・アティストとして描かずにいられないのだ。
大人だったら、もしもフライディに捕まればマンディまでジェイルに入る。
でも彼らはステンシルという古い技法を使って描きつづける。
ステンシルならすぐに逃げることができるからだ。
言葉は文化だというけれど、
ココではストリート・アートが文化そのものだ。
描いているヤツはみんなDOPE MEN。
格好いいヤツらなんだ。
楽しんでいる。
描くことに命をかけているといってもいい。
スケーターもそうだ。
滑らずにはいられないのだ。
たとえ違法行為だとしてもそうなのだ。
危険な坂を平気でスケートする。
もしかしたら死ぬかもしれないのに。
だがスケーターは滑らずにはいられない。
アドベンチャー。
都会の冒険者なのだ。
そしてやっぱり「It’s DOPE」
自分の時間を使いアートという人間の楽しみの川を流れている。
宇宙から地球を見て、
それをKEEPしようと考えている。
スケーターもペイターもメッセンジャー。
DOPE MENだと思うよ。
かつてはじめてサーファーたちが波という自然のウェイブと戯れているのを見て、
私はあんな大きな波に乗るなんてエイリアンに違いないと思った。
それと同じように彼らもエイリアン。
DOPEしないDOPEなんだ。
そんな彼らに会いにいこう。
そう考えている私がいる。
 御供 2002/10/6

ヒューマニズム



この世の中ヒューマニズムに生きる。
後ろで聞こえてくる人間の声。
がまんできないうわさの声。
弱虫たちの吠える声。
私のことなど気にしちゃくれない。
がまんできないから言わしてもらうけど、
もう少し紳士的に行動したらどうかな。
人間らしく生きて欲しいんだ。
あやまちをおかすのはかまわない。
しかしいつまでも甘えてられちゃこまるんだ。
こっちの方が迷惑なんだよ。
自分よがりの考えはもうやめて欲しいんだ。
真剣に今を生きなくちゃ、
人生なんてめちゃくちゃになってしまうよ。
だって時間は戻ってはくれないのだから。
何を強がっているんだい。
みんな君のことを心配しているんだよ。
でなけりゃ早く消えて欲しいんだ。
多重人格じゃまわりが困ってしまうからね。
自分がつらいなんて言わないでくれ、
もっとつらい人はいくらでもいるのさ。
自分の弱さをまきちらさないでくれ。
みんなが迷っているんだよ。
相手のことを考えて自分のことを考えてみなよ。
女みたいな考えはやめるんだ。
今すぐに。
 御供 2000/12/8

レイブ・パーティ



群馬県は片品村HOTAKA山のレイブ・パーティに行く。
仕事仲間の友人と車を駆ってテントを持って行く。
緑の中で5000人以上が集まるレイブ・パーティ。
友人からチケット手配してもらい。
他の友人とも現地で待ち合わせた。
楽しむつもりだ。
何をしに行くかって、
いったい私は誰でどこから来てどこへ行こうとしているのか。
すべての未解決なことを知るために行くのさ。
共感する仲間と山の中で過ごすことによってひとりじゃない。
新しい出会い。
自分はいったいどういう人間なのか、
それを探しに行くのさ。
素晴らしい時間の中に実際に身を置く。
自分の目と体で体験する。
たくさんの人間が自然の中でゆっくりとした時間に身を任せる。
気の会う仲間を自分から探していく行為はとてもポジティブ。
人間の人生で大切なもの、
それは多くの体験をする時間。
本や机の上ではわからない。
実際に行ってみなかったらわからない。
 御供

黄色い潜水艦



とても善良な人たちの住む国がある。
なんてさわやかな朝。
なんてさわやかな空。
口笛は幸福の音色。
愛なんて素敵な考えがいっぱい。
朝も昼も夜も同じ心で丘を登ろう。
最初は手を握りしめて。
覚えておいてキスはふたりの絆。
 御供 1997/9/13

トランス



全器官がぴたりと停止するのを感じる。
トランスを体験する。
体の内側から、
ぞくぞくと聖なる液を分泌する。
他人依存症、
気持ちが風船のように飛び跳ねてやって来た。
ごまかしてまぎらわせれば記憶は消えて、
二度とやってこない。
すべての病いを癒し消し去り、
無の世界が残る。
旅先の友との出会い、
偶然のいたずらにみちびかれて心配はいらない。
誰もがみな欠点はある。
人間という人と人の間を旅して、
美しい地球をKEEPする。
地球の果てのパラダイスまで、
思いっきり楽しもう。
だって時間はまだまだ若いのだから。
 御供 2003/7/18

ナイヤビンギの2周年



下北沢にあるナイヤビンギの2周年。
自由という遊びを求めてフリークたちの集う店。
商店街の裏道をちょっと入ったビルの地下。
レストランとバー、
クラブが合体。
心を開いた若者が思いっきりはしゃぐ。
自由の翼を持った人たちの集いの場。
ナイヤビンギにぬける会話。
下北沢にあっていけてる店。
ナイヤビンギはいい店だ。
 御供

写真



写真は真実を撮るという。
写生は生を描くという。
もともと記録の手段として生まれた写真。
最近の写真の傾向として、
ファッション写真の世界では限りなくフェイクに近い写真が流行だ。
一瞬を撮る写真。
ボクのカメラローライ・オートマチックは東京を記録する。
世界から人が集まる国際都市東京を、
ボクは毎日カメラを持って撮りつづける。
人間の笑いを撮る。
ボクは人よりも動きまわる。
どこにでも行って友になったばかりの人間にシャッターを切る。
東京のメモリー・マン。
毎日、毎夜、東京を徘徊してシャッターを押す。
もう撮ったフィルムの数は300本を越えている。
そのフィルムはナイキの箱の中に入っていて現像されていない。
浦島太郎の玉手箱。
世紀末の東京が見えてくるものばかり。
写真は一瞬のチャンスを逃さず、
シャッターを押すことが大切だ。
  御供

音色



心の歌を歌う音がある。
思い出にフラッシュバックする曲がある。
友との出会いを思い出させてくれる音色。
いつもその音を聞くと自分にかえる。
衝動が走り出す。
思い出にリーンカーネーション。
カナリアは本当に素晴らしい。
人間の歌を歌うものは感動と喜びを人々に与える。
ボーダーのない世界が出来上がり、
音を中心とした世界が出来上がる。
20世紀最大のミュージシャンはボブ・マーレー。
レゲエという嘆きの歌を歌う。
ワン・ラブ。
愛が世界をひとつに向かわせる。
それが彼の歌うレゲエ。
生活のやすらぎを人間としての幸せを、
この地球に生まれて自分がここにいる。
透明人間でなく、
社会にアクション。
エンジェルに呼ばれて自分に出会う。
大きく深呼吸して振り返れば時間が大切だとわかるだろ。
今自分が何をやるべきか?
じっとしていた方がいい時間だってある。
 御供

3つの言葉430



「おまえは自分を知っているはず。太陽の下で手を合わせよう」

「同胞みんなのために乾杯しよう」

「愛はひとつ。命も運命もひとつ」

3つの言葉429



「ひとりになりたい自分がそこにいる」

「満足を知らない自分に気づく」

「地球のバランスによって心がはしゃぐ

3つの言葉428



「大気の中には自然の神秘が漂っている」

「耳をすませば聞こえてくるはず、天使の吹く最高のラッパ」

「すべての人が現実と向き合えば気づくのかな

3つの言葉427



「新しい街へ、新しい心と、新しい空気を持って」

「味わった自分は止まるところを知らないさすらい人」

「心には大きなバラの花を持って」

3つの言葉426



「時間に身をまかせてNEXTを待ちわびる」

「悩み苦しみ愛というものを根本から考えてみる」

「自分の旅ははじまり、終わるのだろうか

3つの言葉425



「私が私を解放すること、それが平和」

「偽革命家なんてごめんだ。本当はひとつしかない」

「政府や政治などわからない。ボクにはボクしかない」

3つの言葉424



「私と私が調和して生きる。これが平和だ」

「自分の運命を自分で決める権利」

「問題を克服する道、最良の道を通ることを誓おう

3つの言葉423



「自由な心を自分で解放しよう」

「原子力エネルギーがこわくない。なんて無知なんだ」

「ボクの詩がみんなの心に宿って語りかける」

3つの言葉422



「連中が何ものだろうが関係ない。私は私でしかない」

「ボクの権利は権利だ。ボクの命と同じなんだ」

「誇らしげに生きるように、この歌を歌おう」

3つの言葉421



「過去に生きることなどできない。未来を信じるだけ」

「大気の中に自然が残ってる。これは噓じゃない」

「いかにも悪の顔をして突然やって来る」

3つの言葉420



「18歳の夏から今でも旅への誘惑が沸き上がる」

「きちがい風船のように空へ至福が舞い上がる」

「いつも相手を圧倒するのは笑いだけ」

1つの言葉438



すべてのシンボルがそこにある。
誰かがつくった道は構築された渦だ。
そいつは君を迷わせるだけだ。
 御供

1つの言葉437



その生き物の中の本能。
古い質問、答え。
どこかへつながっている。
 御供