2013/12/11
2013/09/24
お月さま
秋の夜空にまんまるの月が黄色く輝いている。
はじめて見た時には真上の方向に、
気がついてまた見ると山の上に。
月は明るい。
これだったら月明かりで歩けるかもしれない。
月を写真に撮るのは簡単だが、
絵や詩にしようとすると描けない、
書けない。
見とれてしまうからかな。
昼間はあんなに暑かったのに、
月を見ようと外に出ると肌寒い。
「空気は冷たい方が透明なんだ」
月をずっと見ていると夢の中に引き込まれる。
感情が動く。
吠えたくなる。
子供の頃はうさぎさんが月にはいると信じてた。
すすきとまんじゅう。
縁側で眺める月は気にならなかった。
まんじゅうに目がいった。
いつになったら食べられるのだろうと気に病んだ。
夏が終わり、
秋が来る頃のまんまるの月。
よく晴れわたった日の月は夕焼けの中に突然出る。
秋の夜長にうつらうつら寝て起きて、
目をこすって見る月はパッと明るい。
夢は消えていき、
なんと重たい夢だと思う。
見てるとはっきりしてくる。
中秋の名月とはそんなものだ。
私は月明かりだけで歩いてる。
すばらしい月明かり。
御供 2013/9/19
2013/09/19
2013/09/09
愛の方法
愛っていったいどういうことなんだろう。
美しいものをすべて愛する。
私はあなたを愛しています。
私は見るもの聞くものを直感的に愛する。
ひっそりと私の前にあらわれるものの中で、
私を魅了するものにひかれ愛します。
花であったり、
空であったり、
草木であるかもしれない。
あるいは誰かがつくり出した芸術作品であったり、
素敵なひとつの詩だったりします。
石のように転がっている錆び付いた鉄のかたまりも。
愛する方法があるとすれば、
美に対する意識かもしれない。
それはすばらしく純粋な行為。
美しいものに囲まれていることを望む。
私の目は無意識のうちに判断してしまう。
これからもおおくのものを愛する。
方法など持たないまま。
御供 2013/6/23
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