2012/03/21

CAFÉにて



まったるい空気の中をいい気持ち待っている。
今日は何故か幸せだ。
人間の森という都会でうれしい会話の中にいるから。
人と人の中にきれいないい空気が流れてる。
意味などいるだろうか?
理由などいるのか。
 御供 2011/6/6   12/3/21

待つということ



時間はあせりながらもゆっくりと流れる。
楽しいときは一瞬で過ぎ、
なんだこれはと思うときはなかなか過ぎない。
いいんだと思う。
思うように時間の流れが調整できたら、
たぶん、楽しい時を待ちわびることもできやしない。
この人生という流れの中でいかにその時間を。
生きるよろこびを楽しんで感じるのは、
人間でしかないのかな。
違うだろうが人間だね。
いろいろなことを待ちわびる。
時間がここに居る。
 御供 2011/6/18  12/3/21

私の道



私の道は、
私の道でしかないことはわかっている。
どうしてこうなったは自分にもわからない。
自分の中にもうひとつの笑いを忘れた人生がひそむ。
笑うことは時間を飛ばし、
笑いこそ、平和を運んできてくれる。
心にくる時間は笑いという宙に舞うこと。
笑いのない人生なんて。
流行をつくる人間。
流行をつくらせる人間。
どっちでもいいことさ。
でも、笑いこそ、
人間を天国へとさそってくれる。
笑いのある人生。
笑いの時間はいい時間。
笑うことこそ宇宙へさそう。
  御供      12/3/21

1つの言葉700



それはよき人生の力の中にある。
島を囲む水の中にある。
大きな水がめの中の小さな輪にいつまでもありつづける。
 御供

1つの言葉699



ただ私はこの人生を何度も繰り返し、
賛嘆して愛する。
生きることが日ごとに果てしなく、
そうならないように。
 御供 1999/2/27

1つの言葉698



ユートピアなんて非現実。
意外に近くにあるものなんだ。
同化する。
  御供

1つの言葉697



人生のシリンダ、
まわり輪をまわすよ。
踊る人生の輪を。
まわる人生の輪を。
 御供

1つの言葉696



孤独と絶望のふちで平和と濡れている。
生きることは死ぬことと一緒だ。
  PEACE 御供

1つの言葉695



年老いた時のさまざまな人生の曲がり角に、
輪はまわり、
転がっているためのもの。
  御供

1つの言葉694



踊り舞うシリンダ、
人生を輪舞する。
サンバのように。
まわっていた、いまもまわるよ。
 御供

1つの言葉693



転がっていく人生を。
輪をごらん。
輪をごらん。
 御供

1つの言葉692



輪はまわり、
転がっていくためのもの。
転がっていく人生。
 御供

答えはひとりひとりの中にある



経済や景気。
技術や効率にばかり気をとられている現代。
心の問題をどこかに置き忘れて来てしまった。
自分の生き方に問い。
心に恥じない誠実な人生を追求する。
そんなことに気をとられていては競争に生き残れない。
目に見える成果を上げて、
上手く立ち回れ。
無駄をはぶき儲ける。
社会はビジネスを中心。
鉄則。
子供のころから、やれ塾。
受験。
こんな教育に追い立てられ、
序列され。
管理され。
人生をまともに考える余裕もなく。
社会生活に時間を奪われている。
ふと気がついてみれば、
楽しむことも忘れていることに気づく。
自分の一生はいったいなんだったんだろう。
気がついたときには手遅れなのだ。
運よく競争に勝ち抜いてきた人間も、
負けた挫折した人間も、
適当に折り合いをつけて生きてきた人間も。
生きてきた社会を冷静に振り返って、
自分が人間としていかにつまらないか考える。
索漠とした人生にあきれる。
規制だらけの自由のない人生は暗く寂しい。
誰もがなんとかしないといけないと考えているのだが?
多くの人は自分のことを棚に上げて、
政治家や役人の責任にする。
他人の責任にしても問題は解決しないのに。
さまざまな分野の心ある人間、
ひとりひとりが現状を打破することを考える。
すると、共通して社会の仕組みにつまずく。
だが、社会というものは、
政治という入れ物だけを変えても中味が変わらなければ意味がない。
第一、人間にはいろいろなタイプがあり、
制度や機能の改革がされても。
誰もが納得するには何か大きなパワーが必要だ。
多くの人間の問題が飽和状態に達する。
そこでやっと大きな問題がきていることに気づくものなのだ。
  御供 2003/7/25  12/3/21

2012/03/05

CITY



うぬぼれたヤツらの住むCITY。
自分だけはと動きまわる。
CITYは自分勝手な欲望の渦の中。
ありえない話しなど存在しないCITY。
上から見下ろすヤツらのコンクリート・ジャングル。
CITY,CITY,CITY。
衝動的な計画が火を吹く。
規則がはじけてサイレンが走る。
大勢の人間が行き交うCITY。
なにがあっても不思議じゃない。
地球という惑星にあるCITYはどこも同じ過ちの繰り返し。
世界のCITYはどこも同じこと。
これからもここで生き抜くためにも知っておきたい、
今がある。
得るものも多いけど、
失うものが多すぎる。
無防備なCITYの夜の中へ、
眠るために狂気をためてる。
明日は狙うのか。
何を越えるのか?
下から見上げるヤツらのコンクリート・ジャングル。
何か起こさなくちゃ、
人は振り向かない。
だからといってやっていいわけじゃない。
どこか狂っている。
絶対に狂っているCITY。
暴力の自爆と欲望の翼。
赤も黒も白も飲み込むコンクリート・ジャングル。
行動的か化学的か火を吹くCITY。
規則がねじれて鳴り響く無防備なCITY。
やさしさとおもいやりを忘れて動きまわる人間。
失うものが多すぎても住んでしまうCITY。
  御供 2000/12/17

本根から



何かを隠そうとすると噓になる。
この無駄な行為はいらないもの。
人と人が付き合うときには、
少しでもうやむやにしてはいけない。
人間は弱い。
人と人のつながりの中で隠すことはいけない。
心もとない笑い。
無責任な盛り上がり。
変化を求めているのか。
手を出してくるディビルたち。
考えても結果は出ない。
根本から根を立たなければいけない。
本根でつき合わなければいけない。
もう一度、考えよう。
根本から考えよう。
 御供 2000/12/30

要因



不思議に思ったことはない。
まさしく宇宙の中心の上に立っている。
その中心がすべてを引っぱり安定する。
もし、中心がなかったら、
宇宙はかたちが定まらず不格好で秩序がない。
自分があちこちさまよいだしたらどうする?
生きていない方がいい。
宇宙を統ずる者。
あらゆるものの起源、
はじまりであり終焉である宇宙の永遠なる力。
宇宙はここにある。
地球が宇宙の中心にあり、
そのまわりをまわっているのが太陽と5つの惑星。
でも、惑星はふらふら動き、
円の法則に従わない。
現実に動く円の動きは2つ。
星は円を描きながら地球のまわりをまわる。
だが、意味もなく考えるので規則は破られる。
 御供

言葉は



最後の言葉を振り絞ろうとすると、
なかなか言葉が出てこない。
言葉がこんなに頼りなく響く。
あんなに自信たっぷりにあったのに、
言葉が足りなくて空をきってしまう。
別れた言葉は無常にさっぱりしている。
もうこれが最後の言葉になってしまうと考えた。
言葉はふるえてなかなか出てこない。
ノドを通って行かない。
 御供 2000/12/10

新しいところで



2011年11月8日から長野県下諏訪に移り住む。
ここでのゆっくりした時間の中で、
自分の時間をしっかり持って創造をしていきたい。
パッションとしての詩。
長編小説。
絵も描きたい。
大きな立体も創りたい。
街の人たちのための看板。
なによりも大切な住処を創りたい。
ゴミや拾ってきたもので家を改造していく。
自分の感性を研ぎすませて自分らしい住処。
ここでしなければいけないことが。
衣、食、住のうちの食の楽しみは大きい。
住の快適さも追求する。
これは人生でやりたかったことなのだ。
  御供 2011/11/8

新しい住処



今まで東京のど真ん中一番町で暮らしていた。
そこから山の裾野で湖が見える下諏訪に移って来た。
窓の外には深い森が迫っている。
家の前には小さな川が流れている。
二階の窓からは諏訪湖が眺められる。
空の見えない光の射さないビルの谷間から、
大きく広がる空が見えるところに移った。
夕暮れは驚くほど早く、
あっという間に暗闇が目を覆う。
暗いところなんて無かった一番町。
よくわからないが空気の匂いが違う。
人工的な風が吹く都会から、
自然の香りのする風が吹く新しい住処。
人間の森から自然の森へと移り住んだ。
庭には真っ赤に染まったもみじが一枚一枚落ちて行く。
都会では知り得なかった自然の営みが肌で感じられる。
たまに出会う人々は子供も大人も挨拶を交わす。
都会ではなかったことに心あたたまる。
昼は太陽の陽の光があたためてくれる。
朝と夜は風が狂気となって吹き荒れる。
一番町から下諏訪へ。
ここは人間ではなく自然と遊び会話する。
新しい住処でうれしい挑戦への期待が創作意欲をワクワクさせる。
明日は木と戯れて庭の手入れをして気分転回。
それに飽きたらいつものように詩を書こう。
書きたい素材は事欠かないだろう。
新しい詩が生まれるに違いない。
 御供 2011/11/9

新しい生活



55歳にして新しい生活がはじまる。
長野県の下諏訪は湖のまわりの小さな街。
私の詩は大都会という人間の森に住む都会人を対象に書かれた詩だった。
でもここは木という森に囲まれたところ。
人間の森が木の森に変わろうが本質は変わらない。
何故ならそれらはみな私の中から生まれる詩であるから。
よく都会に住む田舎者という言葉を耳にする。
どこに住もうが私の詩は私の詩でしかない。
森の中にひとりで住むことができるソローみたいにはなれない。
少し離れたこの小さな町にも私なりの快適を追求する。
ここに来て感じたことは空気感がぜんぜん違う。
人間らしい空気感と言ったらいいのかな。
上諏訪の駅に下り立った時思った。
寒い。
都会ではあまり寒さを感じたことがない。
寒さの度合いが違う。
心地よく凍てつく寒さ。
とにかくここで新しい生活がはじまる。
 御供 2011/11/8

東京を離れて



こちらに来て1週間ぶりに東京に用事ができて向かった。
3時間から4時間ほどのドライブ。
近いとは言えないが遠いとも言えない距離。
慣れればどうっていうことないだろう。
戻って机に向かってこうやってPCを打っていると、
東京がはるか遠いところにあるように錯覚する。
きゅんともの悲しさを感じる。
向こうにいるときはそんなことを感じたこともなかった。
でも、見慣れた東京を走っていると、
何故か変な感じにおそわれる。
40年ちかくも住んでたんだからしようがない。
もう少ししたら、隠れ家でも持てばいい。
それよりも世界に目を向けて旅したい。
ゆっくりとした時間で創作して世界へはばたく。
そうしたい。
そう考えるといい時間がつくれるかもしれない。
創ることに集中する。
東京を離れて考えている。
これが最後じゃない。
こんなことはどうってことはない。
振り出しに戻ったと考えればいいことだ。
ゆっくりした時間をただ過ごすのではなく、
創作へのはじまりだと考えればいいことじゃないか。
  御供 2011/11/16

1つの言葉691



やさしさを込めて何かを創ろう。
その時間は至福の時間。
創り出したものは重荷にならない財産だから。
 御供 2012/3/5

1つの言葉690



上諏訪の駅に降りた時、
空気がきれいで凍てついているのを強く感じた。
これからはこの空気の中で!
 御供 2011/11/8

1つの言葉689



下諏訪に移って初日『正確には』
次の日は、朝早く起きすぎた。
今日運ばれてくる荷物の配置について、
あれこれと考えている。
まるで遠足の日の前の日のように!
 御供 2011/11/9