2012/02/06

時間のゆくえ



私は今ボーッとしたアンニョイな時間の中でまったりとしている。
何も決まっていないので動くこともできやしない。
何もない私に動くこともできない。
私はどうしてここにいるのかわからない。
歩きはじめなくてはいけない。
一歩一歩前に進む。
どうにかして自分の場所をつくらなければいけない。
明日でもさえ予想できない自分がいる。
 御供 2001/6/18

1つの言葉688



ここに居る今がある。
あそこに移る時間がある。
タイミングがある。
 御供 2011/11/7

1つの言葉687



何の前ぶれもなくすべてのものが壊れる。
壊れた大草原の夢。
壊れた鉄砲。
壊れた精神病院へ、
壊れたドアを入る。
私の世界感はこんなもの。
 御供 2005/12/10

3つの言葉630



「私に何をお望みか。罪が体の中で巣くっている」

「無学だと思っている者。これこそが賢い者の毎日の繰り返し」

「ひりひりした歌声。ふざけた魂。地獄のパンク文字」

2012/02/05

偽りはあったのか



人生の後半を過ごすこの時、
振り返りながら思うことは私の人生に偽りはあったのか。
考えても考えてもそれはない。
私はまだ年老いてはいない。
この思いも偽りではない。
私はまだ人生に飽きてはいない。
街を歩いて美しい女性を見かけた時にも、
私はまだ諦めてはいない。
私はまだ夢見ている。
思いは空を舞い、
確実に着地する。
脈は高まり、つきない。
熱い裸の女たちを、
良い女や悪い女たちに恋いをする。
愛に燃える夜を過ごす。
私はまだ恋の夢さえ夢見ている。
あの出会いの瞬間を夢見ている。
私はまだ老いてはいない。
言葉もいらない清らかな恋を、
これは偽りなのか。
まだ恋に恋する私は老いてはいない。
  御供 2012/1/10

生命の季節



激しく今を生きているのに気づく。
社会に流されまいと自分を主張して。
でも、逃げたりはしない。
大都会で自分なりに精一杯生きている。
それでいいじゃないか。
何をしているかって、
そんなこと問題じゃない。
生きる。
今を生きることがすべて。
打ちのめされ、
ときめきと恍惚を求めて。
今日もあてのない旅の中に生きる自分。
風が吹く。
時代を変える風が吹く。
ふるさとを持たない風が吹く。
今を越えるものなんてあるのか。
あるとしたら心の中に違いない。
自分の中で確かな至福を見つけること。
それこそがすべて。
自分の力に病んでいる。
でも私は生きつづける。
愛を持って自由と創造の中に身をおいて、
長い旅を生きつづけよう。
やがて、草木が緑に変わり、
美しい花が咲くだろう。
そして、幸せがやって来る。
みんないっしょさ、
みんなで幸せを共有しよう。
生命の季節がやって来る。
生きつづけよう。
  御供 2001/7/15

GRAGE XXX



この店はBARでもレストランでもマーケットでもいい。
多目的なスペース=ヒューマンと考える。
人間から人間へと、、、、、。
現代は情報化社会と言われるが、
情報とはいったいなんだろう。
新聞とかTVとか雑誌とかもメディアだけが情報だろうか。
情報とはこの大都会を生きて行くための生きた知識。
すべてのものを支配する根本概念を打ち破る、
真の学びの場。
酒やコーヒーを引き金に人間が集まり、
音や本や服などを交換する場。
人間の欲が性欲ではじまるように、
性的快楽場。
NYのブロードウェイのようなXXXのシアターにちなんでつけた名だ。
人間たちの出会いの場。
「人間は迷いながら歩いている。そして、その旅の途上で出会う」
日々変わりつづけるGRAGE XXX.
ニール・ヤングが言ってた。
「変わりつづけるからこそ、変わらずに生きていける」
誰かの部屋のようなあたたかい気持ちで人を招き入れるROOM。
長椅子とベットがあり、
本たなと机があり、クロゼットがある。
使い込んだものを楽しみながら、
時間の流れの中でコーヒーやワインを楽しむ。
私が求めている場。
そして、友がいる場。
 御供 2012/1/11

2012/02/03

1つの言葉686



自然との共存を、そして社会とのつながりを。水のない川を見た時そう思った。どこに行ったって楽しいところなんてどこにもないのさ。みんなで一緒に行こう。ゲット ツゲザー。そう、もう近いそこまで来ている。
ここは宇宙への入口。ガラスのない窓があり、白い朽ち果てた十字架がある。
そしてふるさとを持たない風が吹いている

1つの言葉685



ウラニウムを元に戻そう。地球の中心に眠っている化石燃料を掘り起こしたら地球のバランスは崩れてしまう。

1つの言葉684



「人間社会のことなんて、この宇宙に比べたら、小さな変化が大きな変化になるんだよ」Small change Big difflince.

1つの言葉683



幸福とは幸福を探すことである。人と人とに出会いがあるように、人と言葉の出会いにも不思議な出会いがある

1つの言葉682



地上的な希望はとことんまで打ちのめされなければならない。その時こそ、人は真の希望を自分自身のものにする。
  カフカ

1つの言葉681



私の理念、私の思想、そんなものはありえないのだ。言葉によって表現されたものは、もう厳密には私のものじゃない。私はその瞬間に、他人とその思想を共有している。では、表現以前の君だけが君のものだとしたら、堕落した世間の個性というやつだ。ここまで言えばわかるだろ。つまり、個性というものは決して存在しないんだ。
   三島由紀夫

1つの言葉680



大海よりも一層壮大なものは、大空である。大空よりも一層壮大なものは人間の心である。
   ユーゴー

1つの言葉679



私は満足を求めて、あらゆる詩を読んだが、満足は得られなかった。私が欲したのは精神の満足だ。詩を諦めた私は空想の食事を追って散文をあさり、それから、いたるところに卑怯な名作を見つけた。人類よりも偉大となるべく、誠実に努力した少数の人々を見つけた。私の空腹を満たすものは、彼らの悪戦苦闘だけだ。
  T・H・ローレンス


ここがロドスだ。ここで飛べ。
  ギリシャの固辞より

1つの言葉678



人は自分がどんな土地にいるかを匂いで知るために、一本の指を土の中につっこむ。
私は実存の中に指を突っ込む。が、それはなんの匂いもない。私はどこにいる?私は何なのか?どうやってここへ来たのか?この世界と呼ばれるものは何なのか?その物語は何を意味するのか?この物語の中に私をおびき寄せ、そのまま置き去りにして行ったのは何者か?       チェ・ゲバラ

1つの言葉677



堕落は快楽の安定剤。堕落がなければ、快楽も楽しさも失ってしまう。限度をこさぬ快楽など快楽のうちに入るのか。