2011/05/28

写真



写真は真実を撮るという。
写生は生を描くという。
もともと記録の手段として生まれた写真。
最近の写真の傾向として、
ファッション写真の世界では限りなくフェイクに近い写真が流行だ。
一瞬を撮る写真。
ボクのカメラローライ・オートマチックは東京を記録する。
世界から人が集まる国際都市東京を、
ボクは毎日カメラを持って撮りつづける。
人間の笑いを撮る。
ボクは人よりも動きまわる。
どこにでも行って友になったばかりの人間にシャッターを切る。
東京のメモリー・マン。
毎日、毎夜、東京を徘徊してシャッターを押す。
もう撮ったフィルムの数は300本を越えている。
そのフィルムはナイキの箱の中に入っていて現像されていない。
浦島太郎の玉手箱。
世紀末の東京が見えてくるものばかり。
写真は一瞬のチャンスを逃さず、
シャッターを押すことが大切だ。
  御供

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