2011/05/28

ストリート・ペインター



許されてもいないのに彼らは描く。
ストリート・ペインター・アティストとして描かずにいられないのだ。
大人だったら、もしもフライディに捕まればマンディまでジェイルに入る。
でも彼らはステンシルという古い技法を使って描きつづける。
ステンシルならすぐに逃げることができるからだ。
言葉は文化だというけれど、
ココではストリート・アートが文化そのものだ。
描いているヤツはみんなDOPE MEN。
格好いいヤツらなんだ。
楽しんでいる。
描くことに命をかけているといってもいい。
スケーターもそうだ。
滑らずにはいられないのだ。
たとえ違法行為だとしてもそうなのだ。
危険な坂を平気でスケートする。
もしかしたら死ぬかもしれないのに。
だがスケーターは滑らずにはいられない。
アドベンチャー。
都会の冒険者なのだ。
そしてやっぱり「It’s DOPE」
自分の時間を使いアートという人間の楽しみの川を流れている。
宇宙から地球を見て、
それをKEEPしようと考えている。
スケーターもペイターもメッセンジャー。
DOPE MENだと思うよ。
かつてはじめてサーファーたちが波という自然のウェイブと戯れているのを見て、
私はあんな大きな波に乗るなんてエイリアンに違いないと思った。
それと同じように彼らもエイリアン。
DOPEしないDOPEなんだ。
そんな彼らに会いにいこう。
そう考えている私がいる。
 御供 2002/10/6

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