2011/05/18

2001年3月5日



体を壊してから久しくなる。
あんなに輝いていた毎日がつまずいたサンダルを引っ掛けて歩いているように、
ぎくしゃくしている。
もうエンジェルの翼もないみたい。
動こうにも気力がない。
ワクワクしたものがこみ上げてこない。
こんなハズじゃなかった。
日常は突然死ぬものなのか。
ワクワク楽しくやっていた時間のかけらもなく。
人生は後ずさりするものだとは思ってもみなかった。
両手を上げてやっていたのに、
体を壊して1ヶ月。
たった1ヶ月の間にまわりに色が変わってしまった。
冬のこの寒さもうんざりだ。
早く春よ来い。
いつも待っているのは私の方なのか。
寒さも下降になり、
もうそこまで暖かい風が来ているのにな。
心を包んでくれる太陽の光に出会ったと錯覚していただけなのかも。
こんなにもすぐに淋しさが頭を持ち上げるなんて、
もっとはっきりしたものをつかみたい。
いったいそれが何なのか?
また一から出直すのかな。
何度繰り返しても見つかるものじゃないのかも知れない。
未来はバラ色だったはずなのに、
体を壊して逆戻りしてしまったのか。
でもやって来たことがこんなにも簡単に崩れていくなんて信じられない。
こんなにいっぺんしてしまうなんて、
おかしいくらいだ。
 御供 2001/3/5

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