文明社会では緑を取り戻すことが必要だ。
未来に仕掛けた時間を取り戻すことの戦争がはじまっている。
この時間の戦争という第三次世界大戦がはじまっている。
気づいている人間がどのくらいいるだろうか。
気づいていても気づかない振りをしている人間が多いことも確かだ。
何故ならばこの戦争は従来のような領土を奪い合う戦争ではなく、
時間との戦争だからだ。
これはとてもシリアスな戦争だ。
予想よりはるかにシリアスだ。
今までの戦争が今の生きている人たち以前のものであり、
だからこそ新しい戦争に無頓着だ。
この危険な戦争は見えない時間との戦争だから。
今まで人間は知覚できる危険に対応してきたが、
この時間の戦争は知覚できないもの。
しかし、かならずやって来るもの。
私たちは意識を変えることで対応しなければならない。
この危険が見えた時にはもう手遅れだ。
私たちの常識の戦争は人間同士であり、
武装して戦っていた。
この第三次戦争は武器で戦うものではない。
私たちの次の空間を奪うもの。
大地を破壊し、
空気を汚染し、
河川や海を廃墟し、
資源を無意味に消費して来た。
次の世代が地球上で生まれることを困難にしている。
子供たちは部分的に砂漠化した地域に生きなければならなくなる。
おそらくこの問いに最終的な答えはでない。
出せる人もひとりもいない。
私たちは社会的破局と環境問題的破局。
このふたつからひとつを選ばざるを得ない。
この悪のルーツに迫るにはお金のシステムを変えることが必要だ。
経済のシステムがマイナスに動いている。
今まで地球上の資源は無尽蔵にあり、
誰も限界があるなどと考えていなかった。
だが、確実にそうなることを拒めない。
新しい人類の意識が生まれない限り救済はない。
人間ひとりひとりの意識の中に変革がない限り可能にはならない。
一種の予言的能力によって、
これから起きることを予見する。
時間というものに対してたくさんの有益な未来を考えなければならない。
希望を持ち続ける人間が中心になって立ち向かえば、
少しでも多く生きられるのは確かだ。
私はあくまでも楽観主義。
人類が共同で解決策を探し、
共同でそれを行う社会が来ることを祈っている。
御供 2000/7/10
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