2011/11/15

ちまたでは



不景気だと言ってちまたではみんな元気がない。
ちょっと良かった時期があったからとがっかりすることはない。
ちまたではいいことをあまり聞かない。
よく考えてごらん。
ちまたではみんながそうなんだ。
愚痴ばかり言わなくてもいいじゃないか。
男の子よりもちまたでは女の子の方が元気がいい。
街には女の子ばかりがあふれている。
時代なのかもしれない。
ファッションはと言えば、
ストリート・スタイルのうら原のものが圧倒的に売れている。
従来のおしゃれなファッションは忘れ去られている。
ちまたではいい噂をほとんど聞かない。
何故か人が変わったように人を批判する。
心あるものが悲しくなる。
ずうずうしいヤツが生き延びる。
かつてのように人間同士が助け合いながら生きればいいのに。
都会では重箱のすみをつつくような行為が目立つ。
どうしてこうなのか。
自分のことばかり考えて他人のことを考える余裕がない。
流行がはや過ぎる。
『流れ行く』と書いて流行=ファッションなわけだが、
あまりにも流れがはや過ぎる。
都会という川は大きく流れのはやいところか。
昨日までの雨がうそのように今日は秋晴れ。
ぽかぽかとして暖かいのにちまたではそうではない。
太陽はなんと偉大なことか。
太陽の陽を浴びていると心までほぐされる。
『心の平和は時期を忘れたときにやって来る』
ちまたの人たちもこの太陽の陽を浴びればいい。
そうすれば少しは嫌なことを忘れられる。
ちまたでは元気がない。
元気を出そう。
 御供 2001/10/19

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