2010/12/12

創造へ


創造されたすべてのものの知覚に鐘が響く。
昔も今もすべての結合物は絶えず循環の道をたどる。
多くの星のあの複数宇宙が壮大な言葉を吐く。
すべては存在したどんな時間の音にも耳を澄ませる。
すべての人間は時間と共に空気を吸う。
深い思いに浸るために、
ただ耳を澄ませる。
この詩を書いているとき。
昔ながらの時間は創造を繰り返す。
忘れ去られた時間の中に永遠の文明があったのだ。
今もその時間は止まってはいない。
私はある言葉を記す。
そして私はずっと座って考えている。
ペンを動かし記す。
野蛮な聖人たちは時間の中に創造を繰り返す。
ペンを動かし記された文字は、
その創造の証しなのだ。
昔から存在した音色を思い出しながら、
顔に笑みを浮かべて肯定せよ。
世界は私たちの視線に映したままの姿だと。
男も女も歳月をよぎるように世界を見つめる。
かつてそうだったように、
そしてこれからもおそらく、未来も。
数えきれない時間の中に創造を繰り返す。
永遠の時簡の中に人間の創造はやまない。
私は創造の中に世界を見つめる。
そして私は書く。
無も永遠も伝える無数の頁に。
人を楽しませ、
人を思いやるために私はつねに書き続ける。
何故ならば、私は書きたいから。
それ以上の理由はない。
御供 2001/3/15

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