2010/12/12
心が涙で濡れた
明日は母が亡くなってちょうど7年目。
心が涙で濡れた。
にもかかわらず心の中で生き続けて母。
死んだなんて今でも信じられない。
ドライブしていると助手席に母が座っているような感覚におそわれる。
私に小言を言っている母の姿は消えることがない。
私は母に愛され、母を愛した。
私の中で母は生き続け死ぬことは決してない。
いつでも母がそばにいて私を守ってくれる。
母は私の心の中に入り込んで私の生活に関与する。
いつでも私は母の教えの仕草で動き考える。
母と2人3脚で歩き続けている私。
母の愛は私から消えることがないばかりかどんどん膨らんでいく。
日ごと大きくなっていく。
私の核となり、
母と生きる私が見える。
何があろうと母は私を愛し続けていることを理解する。
一途にまっすぐ私を見つめる母。
私のいくつもの癖は母のもの。
私の心は母の愛を私から発することを今なお続ける。
私に母が乗り移り愛に満たされ、
誰かに与えよと言っている。
私に何があろうとも愛は消えやしない。
私のやさしさは母のやさしさ、
私の愛は母の愛。
すべてが母と同じ自分が生きている。
幼い頃の母のしつけは私の体にしみ込み、
そのカタチを変えることはない。
母は生きている。
7年経った今でも私の中にいつも笑って頑張っている母がいる。
とてもやさしかった母は今もやさしく私にささやく。
人間に対する私の愛は、
母の愛を受けた私が人間に返す愛である。
私の素直な気持ちは母への素直さ。
母の大きな愛は私の中でさらに大きく膨らんでいる。
すべてのものに。
私をとりまくすべての愛は、
母によって育まれたと言っても過言ではない。
愛を感じる時、
そこに母の顔が浮かぶ。
人は誰でも母親によってパーソナリティを形成し、
母を見て育つ。
私の母は真面目で働き者でとてもやさしい人だった。
母をとりまく人々が口々に言う。
「君の母はとても大きな愛を持っていたよ」
この言葉を聞く時、
私は母よりも大きな愛を求めて人生を生きて行こうと考える。
人に好かれ、
他人に対してすべて平等な愛を持って接していた母は偉大な存在そのものだった。
私のこれからの人生も母と共に生きて行くのだろう。
御供 2000/11/4
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