2010/07/02

朝早く


朝6時を過ぎた頃、目が覚めて起きた。
こんなに朝早く目が覚めるのも時の流れの中にあることなんだ。
昨日までの時の流れと違って見える時間がある。
今までとは違う時間の流れの中で、
朝早くを感じる。
こんな時間はすることもなく。
本を読んだり、
文字を書いたり、
身のまわりの整理をしたりするくらい。
でもこの時間が次から来る時間を、
スムースにすることは確かなこと。
この整理の時間をいかに使うかによって、
次なる時間の充実をはかれるというもの。
本を読むのもいい。
心の中を整理するのにもってこいのこの朝の時間。
楽しい整理の時間ときめこもう。
あれでもないこれでもないと整理してしまおう。
きっとスムースに次ぎなる時間をもてるに違いない。
朝早く起きてしまったこの時間を有効に使うためには、
こうした整理の時間にあてることがいいと思うのだ。
御供 2001/6/17

2010/07/01

夢の別れ


信じることがいつまでできるだろう。
地球が続くことを?
この世の中、
どれもこれも泡や夢にすぎないのか?
若い心はあんなに幸せだったのに。
何をしても感激していたのに。
初恋の限りない喜びがうねっていたのに。
だが、すべてはおどけたものだった。
理解されないものがほとんどだ。
何もかも、ただそう思われ、
夢であった。
夢に別れの口ずけをして、
現実を生きる。
そうすれば現実は夢の集結になろだろう。
御供 2000/8/4

必要なもの


私の人生は変わり続け、
もういったい何を信じていいかわからない。
私の日々はさまよい続ける影がある。
こんな風に生活を変えるのは辛いこと。
でも人生がねじれ、
愛を与えたいなら愛を生きなければ。
愛の一部でなければいけないよ。
必要なのはいくら変わったからって、
愛すことをやめちゃいけないってことさ。
いつも何かを愛し続けるんだ。
そうすればかならず、
その愛に必要なものが着いて来るのさ。
自分から愛さなかったら、
愛されないってことだよ。
キミはキミを愛すべきなんだ。
御供  2000/12/30

旅じたく


シンプルに少なくすることがいちばん。
あれもこれもと考えがちだが、
ここはとどまって最初からばんぜんでいきたい。
バッグ一個に必要かつ、
これはというものをつめこんで旅に出る。
着慣れた普段着にジャケット一枚、
そして下着が2〜3枚。
あとはお気に入りの一冊の本とノートとペン。
このくらいあれば大丈夫だろう。
そう、お金とパスポート。
旅先の友人の連絡先。
これだけそろえれば充分。
身ひとつで気軽に旅をしたいもの。
人間の生活用具なんてどこに行ってもあるもの。
旅慣れた人の旅じたくは無駄がない。
素晴らしい。
自分だけの特別なトラベル・グッズ。
こんな支度できるようになったら旅人といってもいいだろう。
大きな鞄にあれもこれもと詰め込んでいたんじゃ、
旅先で整理するだけでも時間が過ぎてしまう。
なるべく旅先で使うものを最小限に持っていくこと。
じゃないと重い荷物と格闘して、
せっかくの時間をダメにしてしまうに決まってる。
バック・パックひとつで両手をあけておいた方が動きやすい。
わかるだろ。
旅じたくなんてそんなものさ。
さっとやっていつでも出られるようにしておきたいね。
旅じたくをしている時、
もう頭の中は旅の彼方。
その時がとっても楽しい。
胸膨らませて勇気がわいて。
もういてもたってもって感じかな。
パワーも全開で旅の中にいるようだ。
御供 2000/1/8

映す


カメラは全知への飽くなき欲求を満たす。
カメラの角度は時代を映し出す。
街に出て出会った出来事を映し続けることによって、
時代を記録することになる。
その時に空間、時間を選ばずして、
選んで身を置くことになるだろう。
感覚を研ぎすまし、
世界の事象を映す。
その時はわからなかったことや手に届かなかったイメージ。
映すことによって後で感知することができる。
無意識のうちに自分も歴史上に名を連ねることができるのだ。
瞬く間に街は変わり、
自然もまた姿を変えることに気づく。
そして、その映し出された記録は映画館へと逃げ込む。
映すカメラのないということは、
子宮の穴に住む目のない魚のようなもの。
カメラのシャッターを押し続けよう。
映すことによって空間も時間も越える。
流れゆく時代に溶け込むこともできる。
どれだけの犠牲。
どれだけの代償を支払えば、
私はシャッターを押せるのか。
私たちの時代の重要な出来事を映すこと。
これが私に与えられた唯一のことかもしれない。
書物や絵画ではなく、
カメラで写す。
毎日の生活は嘘のない真実の記録。
その存在に変わる芸術はない。
感覚の求めに応じて与えられた私の仕事。
信じられないほどの膨大な時間の証しに私はカメラを写す。
これは私に与えられた自由なのかもしれない。
私の視覚を使い、
灰色のフィルムは目を溶解し、時を映す。
御供 2000/8/10

書いたもの


私は書きたいことのどのくらいを書いただろう。
今日、消えてしまう命だとしたら、
満足はできたのだろうか?
魂が消えていくのが見えたことはない。
魂はいつも太陽のように燃え上がっていて、
世の中にたくましいほど光輝いている。
人生について考える時、
自分が何をやるかではなく。
これまでにどのくらい旅をして、
何マイルしたかが?
この旅に奨学金はどのくらいの予算がとれるだろう。
次に文部大臣は決断できるか?
島国日本の教育者の中で、
ひとり旅の話が語れる教育者が何人いるか。
「心優しき反逆者」が何人いるか?
あやしいものだ。
オープンな心を持ってひとり旅をしたことのある先生。
いろいろな旅を自分の体験から語れる先生が何人いるか。
心ある先生にプライドを持たせることが大切だ。
アメリカでいうプライドは富と名声という合理主義の上になりたっている。
「美しい地球を子供たちへ!」
伝えることのできる本当の教育者。
実体験から真実の旅を醍醐味を語る。
次の行く場所の情報の交換のできる人間性。
偶然をきっかけに仲良くなった体験と旅のキャッチ・フリーダムを語る。
ゲスト・ルームでの楽しい時間。
こんな時間を過ごしたひとり旅をした先生がいるだろうか?
子供たちの教育は毎日を楽しく生きること。
豊かな心をしっかり持って生きること。
国家に反逆するパワーを持つことじゃなく、
共存できる人間性。
地球を大切にすることを大きく心に持っている正しい教育。
弱者をいじめることをしないで、
みんなで良くなることを考えることが大切だ。
文部省の考えを絶対として考えるのではなく。
完璧のない真の教育。
友を大切にして助け合いの心を決して失わない。
みんなで良くなることを考え、
地球を破壊するいろいろな問題を考える勇気。
人と人とが深くつながり、
リスペクトの気持ちを持つ。
黒い翼を持ったバット・エンジェル。
大地にやさしく。
人間の楽しみを持つことのできる人間。
法の持つ秩序。
社会性の持つモラル。
これらをいい方向へ考えることのできる子供たち。
子供たちの中にやさしさや思いやりを教えることのできる先生。
正と悪の判断を自分なりにできるヤツ。
そんな子供たちが育つことを祈ろう。
御供