2012/07/01

休みの日



大都会の休日はとてもさみしい。
いつもの雑音が聞こえない。
ひっそりとした街を通ると、
人間の触れ合いのない孤立感の中にいる自分。
大都会の休日に話す相手のいないことはとてもさみしいこと。
テレビもラジオを聞いても一方通行の私がいるだけ。
何をするでもなく、
本を読んでこうやって字を書いている私がいる。
大都会の休日に親しい友との会話が必要なのはわかる。
人と人が近くにいる存在を意識している時は、
とても楽。
友が遠くにいると感じるととてもさみしくなる。
心沈む自分の気持ちを晴らすために友に電話しても、
留守電になっている。
すると一層さみしさが増す。
一言でもいい声が聞きたかったのに、
今夜は早く寝よう。
明日は違う日がやって来て、
違う気持ちにさせてくれるだろう。
ぐっすり眠って疲れをとってパワーをつけるんだ。
そうしたら、休日が充実した日になる。
休みの日は休息の日。
体と心をゆっくり休めてリフレッシュをはかる。
忙しい毎日にうるおいを与える日。
大都会のリズムにしたがって、
ゆっくりと何も考えないで横になろう。
夜が過ぎれば、
この気持ちは吹っ飛んでしまうだろう。
友との会話に期待してゆっくりと休むとしよう。
休みの日はゆったりと。
  御供  2000/10/5  12/7/1

0 件のコメント: