都会に住んでいると挨拶で終わってしまう。
語り合うことを忘れてしまっていると思われてならない。
大都会という砂漠の中で心のオアシスがあるとしたら、
語り合える友がいるということに違いない。
忙しい時間に追われて生活することに慣れすぎた都市生活者に、
今いちばん欠けていること。
生活や仕事に必要にせまられた一生の時間ではなく、
何気なく、何の目的もなく会い、たわいもないことについて。
そして人間の建て前の話し合いではない、
真の心の中の意見のぶつかり合いを持てる語り合い。
愚痴を言い合うことなどしないで、
感じたままの社会や地球について語り合おう。
ポジティブな意見交換をする友がいること。
都会で生活するのにおおくの時間が過ぎて行くことに気づいただろう。
狂った経済のモノ文化の中で、
社会をよくする政治の失われた時代やおおくの矛盾を感じながら生きている。
信じるものや頼るものなで見当たらない。
無関心の時代に小さな幸せを見つけるとしたら、
少しの希望を持てるとしたら、
良き仲間と自分の意見を持って社会に背を向けないで生きて行く。
未来を信じて友と語り合う。
みんなで解決策を見いだすことさ。
ひとりひとりの能力を使って、
社会に順応しながら、
自分たちのスタイルを少しづつカタチにしていくこと。
決して逃げることなく、
反発することなく、
屈することなく。
ひとりじゃ何にもできないけれど、
信頼し合える友と新しいモラル打ち出すことは可能なんじゃないか。
目的意識を持ってよりよい世の中になるように語り合う。
きっかけは何だっていいじゃないか。
ひとつのインテリジェンスという衣に身を包んだ連中と語り合う。
地球上にそういないかも知れないが、
かならずやどこにでも、どの階級にもあるはずだ。
語り合う気持ちがあれば出会い、ネットされる。
仲間をつくることが今の時代に遺された唯一の方法なのかもしれない。
この地球が救われないなんて考えないで欲しい。
新しいモラルを持った友と語り合い、
救うことを考えよう。
人間同士が本根で語り合うことが少なくなった現代、
もう一度心から語り合うことが必要なことじゃないかな。
御供 2000/7/12
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