2011/07/27

けれども



私は甘い時間を残りなく味わった。
大切に育んで咲かせたプライドも守ってきた。
けれどもその甲斐はあったのだろうか。
私は嘆くべきだろうか。
たとえ、あの時間が再びやってきて、
かつて懐かしい姿を見せるとしても。
その時間が別の終わり方をするならば、
私は満足できるだろうか。
けれどももう一度同じような若い時間がきたとしても、
私は変わらない。
この甘い時間は昔も今も同じように過ぎて行く時間であるのだ。
けれども、もしまた来たとしたら、
少しは上手く使うことができるだろう。
けれども。
 御供 2011/7/18

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