2011/10/01

透明な檻



私はずっと自由だと思っていた。
しかし私は透明な檻の中にいる。
私自身気づかない。
ある日、檻の鉄格子が見えてきた。
その時にはもう遅かったのだ。
出してくれと叫んだ。
このままでいいやと考え出した時に透明な檻はなくなった。
貴重な時間がもどってきた。
自由をつかんだんだ。
どこかでないどこかへ飛んでいける。
透明な檻はもうどこにもない。
 御供 2000/3/23

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