2010/09/05

いっしょに


人と人の出会いに意味はない。
この地球上に70億人以上の人間がいて、
出会うということはとてつもない天文学的な確率に違いない。
たとえ出会ったとしてもいっしょに共に歩いて行こうと考えられる友が何人いるだろうか。
生まれた場所が近いとか、
学校がいっしょだったとか、
たまたま会社がいっしょだからということでない出会いが面白い。
旅の途上でバスを待っていて出会ったとか、
カフェで隣りでお茶していたとか、
パーティであったとか。
そんな偶然の出会いが私にはたくさんある。
こちらから話しかけることがよくあるからだろう。
常に人との出会いを求める心がそうさせる。
話しのきっかけはたわいもないこと。
なんかおもしろそうだなとか、
いい服を着ているからとか、
といったようなことなんだけど。
人生を共に生きる共もいれば、
何度かしか会っていないのにこいつとだったら一生つき会えると感じる。
いっしょに時空を過ごすという行為はポジティブに楽しさの中にある。
そして重要なのは好みとかやさしさとか、
何か同じ要素を持っていなくちゃダメなんじゃないかな。
海を越えて遠い国の友といっしょにいるような気になることがよくある。
それはいっしょにいるのと同じこと。
久しぶりに会っても同じように深い話しができるのがいい。
いっしょに何かつながっていることがいい。
例えば、地球をKEEPすることを考えていたとか。
いっしょに木を植えようとか。
いっしょにアートをするとか。
ずっと先が見えている友。
そんな友といっしょに生きていきたい。
御供  2001/1/30

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