最近の週末の土曜の東京は、
うつろな空気が漂う。
人が何かをしようとしているのにできないでいるようだ。
心がどうも落ち着かないで揺れ動く。
何かに没頭したいのにできないでいる。
どこか郊外に出たいのに金がない。
車がない。
そして行く気がしない。
自分だけの時間を自由に使えない。
心ない時をボッーと過ごし、
時間のこまぎれを食べているような食事をする。
心には真実と自由を抱いているのに、
さつばつと日を送る。
いったいぜんたいどうなっているんだ。
裕福になった日本だというのに、
何も変わってはいない。
死んだように生まれてくる日をただ空気を吸って生きているだけ。
さつばつとした日々を送っている。
いったいどこへ行こうとしているのか。
この空気の流れの止まったようなけだるさはなんだろう。
いろいろなものが混沌として手つかずにいる。
加速された時間の渦はあっという間に休日を通り過ぎる。
また日曜日を迎える。
なんのための休日かもわからない。
御供

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