2012/04/12

マリファナ



マリファナによって生じる意識は、
まさにひとつの別の意識。
おだやかで注意力の中心をいく高揚する瞬間。
いっそう緩慢な陶酔もある。
時として顕微鏡的微細な関わりへと移行する。
体験者は説明的な言葉は必要としない。
マリファナが好きな連中はいる。
マリファナがわるいものだと考えない。
言葉で表現できない意識の世界。
世界中の実に大多数の人間がマリファナ効果を感じ、
吸っている。
なんともくつろいだ感覚に順応する。
好奇心から新しい空間を探求する。
言葉の世界で形成される、
無意識な習慣的な愚かなことをきに知っている。
酒よりも好んでマリファナを吸い、
酒よりも正常な知覚の変化があらわれる。
マリファナは視覚的、聴覚的な美の知覚力として有効な触媒である。
以前はめくらのように気づきもしなかった自然も、
パノラマや景色の多くも新しく見ることができる。
はっきり言わなければならないことは、
詩人、画家、音楽家、映画人、彫刻家、俳優、歌手、編集者など多くの者が多年にわたってマリファナを吸いつづけてきた事実。
1937年に禁止になったが、
いまもなお多くのアーティストに吸われている。
  御供 

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