2011/01/16

問いかけ


社会で迷える子羊として生きている。
詩を書くのも散文を書くのも、
自分自身に問いかけているだけ。
わかり合える人に伝えたい。
俺の真実がそこにあるのは確かだ。
未来のビジョンを予言することなんてできやしない。
今の社会に根ずいている汚れを、
少しだけきれいにしたいだけなんだ。
スピュリチュアルな種子を育てたいだけ。
ジャック・ケルアックが書き続けたように。
アメリカ大陸を放浪し、
土地土地の人と会話する。
助け合い種子を運ぶ。
血管の中を流れる血になりたい。
アメリカに芽生えた新しい意識を彼は書いた。
だいたい言葉なんかで人生を表現できるものじゃない、
と誰もが考えていたことをもう一度問いかけたい。
言葉なんて不器用な道具さ。
簡単に人生が説明できるものでもない。
でも書きたいから書いている。
それでいいじゃないか。
産業的で物質的主義敵な社会から離脱することは勇気のいることさ。
日本では落ちこぼれと言われてる。
それに問いかけて書いているだけかもしれない。
御供 1998/8/4

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