今、21世紀を前にして都会人たちは、
生活のリズムを変えようと必至になっている。
この贅沢になった生活のリズムを、
自分勝手な快楽の中にいることに飽きているのだ。
どうにかしようと考えだしていることに気づく。
慣れてしまうことへのおそろしさにやっと立ち向かおうとしている。
どうにか手に入れようとしてきた豊かな生活を、
遠く昔というところに閉じ込めようとしている。
2001年の今、
誰もが過渡期を迎えている。
慣らされてしまった自分の愚かさに気づき再確認する。
病んでいたことを開き直って変えようとする。
何かに頼っていたことに終止符を打とうとする。
まわりを見渡せば未解決な問題がゴロゴロしている。
小さなことに喜んでいた自分に戻りたくて、
たくさんのものを手に入れたことを嘆く。
あの頃に輝いていた自分に目を向ける。
するとおそるおそる自分を変えようとする。
少しの気の持ちようでいいから、
少しずつでもいいから出発点に帰ろうとする自分が見える。
過渡期を迎えている。
さらに未来を見つめる。
するといろいろなことに病んでいる自分。
生きていることに慣れて、
生かされていることに気づく。
そしてもう一度自分の意志に戻そうとする。
こんなことやっていたんじゃ、
体がボロボロになってしまうことにも気づきはじめる。
大切なのは普通の生活。
健康な体。
何かに向かう行動力。
理想ばかり言ったって現実を生きているのだから。
この心の病いを治そうとしなかったら、
本当に全部失ってしまうよ。
もう言い訳は聞きたくない。
自分から変わることしかできないじゃないか。
何かにおびえているなら、
エンジョイできないなら、
もうやめよう。
弱さや誘惑をぬぐい去ろう。
ひとり言を言っている場合じゃないのさ。
もうはじめよう。
過渡期を迎えているのだから。
とことん行ったっていいことはないさ。
この現実を精一杯生きるのさ。
勇気を出して!
御供 2000/9/30
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