空しさにあふれていた日々こそ、
素晴らしい日々に変えられるんだ。
社会に縛られている自分をまず徹底的に打ちのめし、
精神的に生き返ることが芸術家になるために必要なプロセスだ。
将来など欲しくなかった、
はっきりした将来の計画もなかった。
朝訪れる居に素晴らしい今日。
それ以上なにも望まなかった。
貧乏はとても素晴らしい性質の苦しみで、
奥深いものだ。
貧乏は人を純粋にする。
自分の人生において幻想をなくすことができる。
すべてを裸の目で見ることが可能になる。
善いことか悪いことかはどうでもいい。
自分で責任をとれるかどうかが大切だ。
自分自身と出会ったすべての人間との間に、
宿命的な関係が存在することを私は認めた。
今まで聞いた音楽。
感動した本。
影響を受けた言葉。
いっしょに遊んだ友人。
すべては自分があるために意味のある事件だ。
自分の思いを表現できる武器を持て、
その牙を磨け。
自分だけで勝負できるものを何かつかんでいるか。
自分だけの武器を持て。
武器なんてなんでもいい。
要は自分だけのスペシャルを持つことだ。
世の中で勝負するための、
自分だけの思いを表現するための自分の武器を持つのだ。
ギターでもパソコンでもバイクでもカメラでもサーフィンでも、
ゲームでも英会話でも料理でも文章でもいい。
極めつけはそれが自分の武器だと認識すること。
自分には自分である意味がある。
自分の欠点と長所を本当に受け入れることができたら何かができる。
自分のやりたいことがかならずある。
それをどうどうとカタチにしていく。
何でもいいから真剣にやろう。
たかが仕事だろうが好きなことだったら辛くない。
何をやったかなんてどうでもいい。
実績なんてどうでもいい。
どれだけ魅力的に生きられるか。
自分が一番面白いのは不思議な自分という生き物。
人の話しも面白い。
会社でたんたんと生きるのも面白い。
ひとりで悩み苦労して生きて行くのも素晴らしい。
私たちは語るべき自分たちに言葉を持つ。
参考にするべき見本的な生き方を見失った。
前例も既成概念も超えた新しいスタンダードが必要だ。
自分の武器を持って立ち上がれ。
鋭くすべての価値観を切り裂け。
あやうく光れ。
きわどく生きろ。
エッジの上をダンスしながら。
御供 2001/2/11
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