2010/12/13

フロイト


「働くことによる個の自立」
社会国家に頼れない。
自分しか頼りにならない。
だから絶えず働いてお金を貯え、
迫害にあっても生き延びなければならない。
誰にも頼ることの「個」の重みに一生耐えて暮らさなければならない。
ナチに迫害されて亡命する時も、
そのために金貨を蓄えていた。
「科学的世界感」
人種国家を越えたこのような知性による普遍的な連帯こそが、
人類を進歩させ、また人類に平和をもたらす。
当時のヨーロッパにおける宗教が、
いかに権力による一般の農民や市民を搾取する手段かわかる。
人間の知と盲目にするものであったか。
「無意識」
日常意識している心の流れの深層。
抑圧された無意識の心の流れがあって、
しかもそれがヒステリックという解離現象や二重人格現象などの、
精神病現象の形で表に現れてくる。
人格というものは、
誰もが持っているほど統一されているものではない。
絶えず表と裏の葛藤に動かされている。
☮MITOMO♥


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