2010/12/03

マンスリー・アパート


これで二度目になる。
ウイリアムズバーグで2ベット、リビングルームと応接間が広く。
キッチンにはディシュ・ウォッシーまで、
風呂には乾燥機と洗濯機。
この部屋は二階建てで一部屋しかない。
使い勝手のいいところだった。
二度目はここ一番町、
大東京の真ん中にある。
どこに行くにも便利だが、
オフィースが多いので夜の人口はとても少ない。
週末はひっそりとしていて人恋しくなってしまいそうな気分。
でも部屋にいればまわりのことなど気にしないで、
彼女と快適に過ごすことができる。
ホテル暮らしもいいが、
こんな都会の中央のマンスリー・マンションも悪くない。
ホテルと同じようにミニマニズムで生活感はまるでない。
ホテルのようにフロントに気兼ねすることもない。
すべてホテルと同じようにいたれりつくせりのメンテナンス。
気分転換に住んでみるのもいいもんだよ。
モノはできる限りおかない。
必要なモノはアイデアと使い回しでどうにでもなる。
ミニマニズム。
モノのない生活なんて考えられないけれど、
それもなかなかいいもんだ。
必要最低限のモノで生活する。
なんて気持ちのいいことだろう。
生活にモノなんてなくたって生きていけることを悟るだろう。
でも私は服のことなど考えるとモノは大切だ。
気に入った服がなかったら、
自分を表現できないような気がしてならない。
いつものシャツと靴。
サイズが大きいからなかなかない。
その点、外国だといい。
サイズの大きな服がすぐ手に入る。
買って着替えればいいのだから。
でも人生そんなことより大切なことがあるんだ。
心の問題が一番みたい。
心の中は誰にもわからないが、
神経がこわれやすい都会人。
ちょっと気をつけなくてはいけないよ。
お尻がむずむずして何もできないんじゃしかたないからね。
ここ一番町はとても静かに立ち並ぶビルの中。
24時間営業のコンビニエンス・ストアがあるだけ。
ひっそりとしていて、
日曜の新月の日はとてもさみしい。
それをクリエイティブな時間にするのもいいもんだ。
この時を楽しもう。
御供 2002/8/4

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