旅に出るということは、
甘たるい今の東京を後にしてどこか違うところに行くこと。
そこで自分がどれだけ通用するかということじゃない。
自分探しのような気がする。
東京にいればいろいろな知り合いがいて親がいる。
親戚もいる。
だがここを離れると頼れる人などいない。
頼れるものなどなにもない。
ただ自分を信じて生きて行かなくちゃならない。
何をやろうと勝ってだが、
何かやらなければ生きていけない。
旅先で出会った人と会話して、
何がどうなっているか聞かなければ始まらない。
東京のような都市だったらだいたい予想がつく。
しかしこれがぜんぜん違った文化圏だったら手が出ない。
スマイルと手真似で知り合い。
意気投合しなければはじまらない。
現地の人と交流を深めない限り、
右も左もまったくわからない。
どこにいるのかさえもわからない。
旅はそこが面白い。
ぜんぜん言葉が通じない未知の土地でも何故か友ができる。
そうするとやさしくしてもらえる。
こちらから愛を持ってやさしく話しかけ心を開けば、
相手もかならず心を開いてくれる。
だから旅に必要なのはオープンな心と相手を楽しませるジョークというわけだ。
笑いの中に芽生えた友情は大きくなって、
私を至福へと連れていってくれる。
なんにもまして貴重な体験になってポケットに入る。
心を開いて旅に出よう。
新しい出会いを求めて。
どうにかなるさ。
思いっきり愛を持って接すればおのずと道は開けてくれる。
楽しいワクワクした時間がやって来る。
だって、人生は愛した分だけ愛されるのだから。
明日に向かって旅しよう。
綺麗な心で心を開いて旅に出る。
またひとつ幸せが見つかるよ。
御供 2000/9/13
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