2010/11/15

ひとりの朝を迎える


こうやって時間を過ごして夜がふけるのを忘れて何かに夢中になる。
突然暗闇がブルーの世界へ変わり、
朝がやって来る。
ひとりだけの朝が来る。
この朝はいろいろな自然現象を見ることになる。
都会に生活して知らなかったところを見ることになる。
朝はとても静かで、
何かが動き出す予兆の中に立ったままが多い。
ひとりの朝はとても寂しい。
だって、誰も話すヤツがいなくて、
ひとりの創作の世界は誰にも伝わらずにあるから。
朝が来る焦りにも似たもの。
このまま夜が続けばいい。
闇の中に身を置くと、
落ち着いた気分で集中できる。
しかし、朝を迎えると何故か寂しい気分になる。
私だけだろうか。
御供 2000/8/21

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