私は私で私の心の字を書いた。
沸き上がる言葉を萌芽のままの状態で真実の自分を。
素直に見つめた愚かな私の体と心は欠点だらけだが、
嘘のない。
相手を傷つけないことだけは確かなこと。
飾ることをしない私の心はやさしさを追い求めては、
失敗を繰り返す。
ふと引いて考えることがある。
相手の気持ちになって考えてみる。
立ち止まる。
しかし、私の心はやさしさと快楽の間をさまよい歩くがごとく、
至福への道を進む。
好奇心が早くも覗き、
ただ自分の力に病むことを見つめる。
激しく心をたたく。
心地よい時間を待ちわびる。
動き回る。
人間が好き。
そして、旅が好き。
出会いを求めて見知らぬ街をあてもなく心の糸に引かれてみる。
あたたかい友への心の中をのぞきたくて。
満足を知らない私の淫らな心はいつも目標に達したことがない。
いつもこれ以上の幸福を求めて歩き出す。
楽に暮らせるところなんてどこにもないのさ。
あるとしたらここに違いない。
良き友のいるところ、
そして、また心の字を書いて旅をする。
平和と自由を求めて!
御供 1998/6/16
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