歴史というものを意識するとき、
人間がずっと内に残していたできごとや恐るべき予言が浮かんで来る。
この人間の途方もない演技の中に、
地球の上にのしかかって来た問題。
未来の奥までつきつめて手を伸ばすと、
生活の中にもつれている無垢な良心。
本当の美。
無残なこと。
現実世界において起こるべきことすべてにルネッサンスを起こしてみよう。
今の社会を良くすることを考える。
政治的なことはおいといて、
ひとりひとりの意識の中にルネッサンスをおこすことを考えよう。
何故なら、自分の心の中をじっくりと眺め、
それを素直に語ろうとするとき起こりえることだから。
それは誰にでも予言できることであり、
ひとりひとりからはじまるものあると知っている。
現実的未来の出来事を予言することなんてできやしない。
自分自身の幻想を信頼すること、
そして表現すること。
すべての人に与えられた予言の力というおいしいものを、
利用して起こるルネッサンス。
人間の周囲に工学的に位置づけられている数々の実体は、
もしかして、遠くは慣れた過去の出来事かもしれない。
前を見て進む。
未来こそおそるべきパワーとなり、
ルネッサンスにつながるに違いない。
文字通り人間は、
宇宙に飛び出す遊星を試みた。
人間は食べるために力を使った時代から、
快楽のために力を使うことは必然なこと。
人間を取り囲んでいる思考、
感情や裸の印象といったものをコントロールする。
物質世界へのわかれとなり、
新たなる世界へと広がる。
ルネッサンスの道が続いている。
古代人の理解力はずっと遠くまで行く。
物質が存在しない信じられないところまで、
それほど遠くまで終わりはない。
それ以上何も付け加えることのできないところまで。
そかし、一万年の後に、
これらの言葉を理解する偉大な聖人が現れるかもしれない。
そのときには驚くべき連鎖で状態は変わっていくだろう。
その時こそ起こりえるルネッサンス。
早く来い。
御供 1999/2/14
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