2010/09/01

夕焼けを見るというこころがまえ


油井さんの夕焼けの写真は田舎っぽくない。とても都会的である。彼が初めて夕焼けに魅せられたのはいつかは知らないが?こんなことを同僚の編集者から聞いたことがある。
バリ島に行った時、ある島民が夕暮れになるとこぞって夕焼けをみに行き、その中の長老が今日の夕焼けは何点だったね。と点数をつけるらしい。夕焼けに点数をつけるのは少しつくり過ぎかもしれないが、村の人たちがみんな揃って、一瞬で消えてしまう夕焼けを見にいくという村があるのは面白いととても素晴らしい。ゆっくりと流れる時間の中で、自分たちだけの優雅な時間を持ち自然の営みの中に身を置いて、ゆったりと生きているような気がした。
油井さんは、それから時間ある限り、また旅するごとに、夕焼けの写真を撮り続けている。一瞬のうちに消えてしまう美しさと、人生の大切な時間を夕焼けを求めて旅することに費やして生きている。
一言では言えないのだが、こんなことをやり続けているんだと陰ながら、拍手をおくりたい。あくまでも一瞬で通り過ぎる夕焼けをひとつひとつ大切bに写真に撮らえている、数多くの写真に魅せられてやまない。
御供

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