2010/06/14


言葉で書くしかないものだが、
詩は言葉そのままではない。
それを言葉にしようとすると心の中がやさしく寂しさを覚える。
そんな時は黙って詩をやり過ごす。
すると、今度はなんだか損したような気がしてくる。
フローアップしてくる言葉を、
そのまま詩に書いてみる。
すると世界が自分を照らす。
自分がもの言わぬ詩人になった気分になる。
だがこう書いた時、
もちろん私は詩とはるか遠くに居る。
詩人なんて呼ばれたくて、
詩は自分だ。
  御供     11/12/30

0 件のコメント: