2010/06/28

戦場へ行くのをさけた時代


ロングヘアーにピアスに、
ネックレス。
派手な花柄模様の格好でピッピーと呼ばれた。
東洋であるネパールや、
インドやタイを目指し旅をした。
踊りの衣装と街売りの小物を持って旅をした。
ポケットには優しさと思いやりを入れて旅する。
古里とはおさらばして、
戦場に行くんだったら、カナダへでも旅した方がいい。
私には戦場に行っている暇はない。
たくさんのやりたいことがある。
父母には申し訳ないと思うが、
非国民になる方がいいと決めたんだ。
国のために人を殺し英雄になるよりは。
人を傷つけないで、
明るく楽しんで生活したい。
だから、国のルールだって私には通用しない。
正義と誇りは国によって決められるものじゃない。
自分の意志の中にはっきりと生まれるものなのさ。
ナバホ族やホピ族だったらどうだろう。
そんな馬鹿げた、
国の攻撃にしたがいっこないだろう。
現代社会が生んだ醜い権力の下に私たちがいる。
それがすべて正しいとされている。
それに逆らうヤツは犯罪人。
私には何が何だか解っていない。
解らない。
巨大開発の利権屋によって争いがはじまる。
またその手先によって、
自分の生き方さえも変えさせられてしまう。
伝統的な生き方を受け継ぎ、
しっかりとものごとを自分の頭で考える。
考えて行動することが大切なんだ。
自然との共存共栄を目的に、
慎ましく、自給自足することを考える。
そのことに気づいた時、私は知った。
醜い社会から立派に自分の意志で生きている人間がいる。
それを支える一握りの人間が水先案内人としている。
私は勇気を心のうちに持つ。
人権も民主主義も踏みにじられて、
破壊の危機に瀕している。
現代社会の悪ふざけ。
正義を掲げた権力者によって、
モラルさえも失われていく。
この国という規模のルールによって、
私は居場所のない苦痛を感じる。
新たなる嬉しい挑戦に望む。
この世に生命を受けた限り、
他人を傷つけたくない。
奪い取ったりしては良くないことだと解るだろ。
少しでも明るくポジティブなパワーを出した天使だ。
進化の最前線をひた走る者たちよ。
戦争に行くなんて考えないでくれ、
「100人殺せば英雄だけど、ひとり殺せば殺人とは?」
よく言ったものだ。
ある人が当時のことを語ってた。
「大きく煙を吸い込んで、自由を吐き出して情熱に火をつけていた時代」
そんな時代があったわね。
私の拳は相手を傷つけない。
ただ、自分の力に病んでいる。
   御供    11/12/21

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