ロングヘアーにピアスに、
ネックレス。
派手な花柄模様の格好でピッピーと呼ばれた。
東洋であるネパールや、
インドやタイを目指し旅をした。
踊りの衣装と街売りの小物を持って旅をした。
ポケットには優しさと思いやりを入れて旅する。
古里とはおさらばして、
戦場に行くんだったら、カナダへでも旅した方がいい。
私には戦場に行っている暇はない。
たくさんのやりたいことがある。
父母には申し訳ないと思うが、
非国民になる方がいいと決めたんだ。
国のために人を殺し英雄になるよりは。
人を傷つけないで、
明るく楽しんで生活したい。
だから、国のルールだって私には通用しない。
正義と誇りは国によって決められるものじゃない。
自分の意志の中にはっきりと生まれるものなのさ。
ナバホ族やホピ族だったらどうだろう。
そんな馬鹿げた、
国の攻撃にしたがいっこないだろう。
現代社会が生んだ醜い権力の下に私たちがいる。
それがすべて正しいとされている。
それに逆らうヤツは犯罪人。
私には何が何だか解っていない。
解らない。
巨大開発の利権屋によって争いがはじまる。
またその手先によって、
自分の生き方さえも変えさせられてしまう。
伝統的な生き方を受け継ぎ、
しっかりとものごとを自分の頭で考える。
考えて行動することが大切なんだ。
自然との共存共栄を目的に、
慎ましく、自給自足することを考える。
そのことに気づいた時、私は知った。
醜い社会から立派に自分の意志で生きている人間がいる。
それを支える一握りの人間が水先案内人としている。
私は勇気を心のうちに持つ。
人権も民主主義も踏みにじられて、
破壊の危機に瀕している。
現代社会の悪ふざけ。
正義を掲げた権力者によって、
モラルさえも失われていく。
この国という規模のルールによって、
私は居場所のない苦痛を感じる。
新たなる嬉しい挑戦に望む。
この世に生命を受けた限り、
他人を傷つけたくない。
奪い取ったりしては良くないことだと解るだろ。
少しでも明るくポジティブなパワーを出した天使だ。
進化の最前線をひた走る者たちよ。
戦争に行くなんて考えないでくれ、
「100人殺せば英雄だけど、ひとり殺せば殺人とは?」
よく言ったものだ。
ある人が当時のことを語ってた。
「大きく煙を吸い込んで、自由を吐き出して情熱に火をつけていた時代」
そんな時代があったわね。
私の拳は相手を傷つけない。
ただ、自分の力に病んでいる。
御供 11/12/21
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