2010/06/20

ベストなこと


いつでもベストなことを考えていたい。
いつでもベストなことをやっていたい。
いつでもベストな場所にいたい。
そうすれば必ず幸せでいられる。
自分がどんな状況の中でも、
自分がどこにいるのか思い悩んでも仕方ない。
生きるってことは、
心の中をポジティブに表現するとこと。
何があっても角度を変えて、
一歩引いて考えてみれば幸せでいられるんだ。
ヘッセの『幸福論』を読み返してみる。
そんな毎日だったらどうしよう。
幸福であるということは、
不幸でないと考えるのは私だけだろうか。
何があってもおかしくないこの『非常時』
『常時』には『常識』が横行するが、
現代は『非常時』だから『非常識』がまかりとおる。
大都会には人口が密集し、
建物が壊されては、どんどんと造られている。
大規模なテナント・ビル。
六本木ヒルズ。
ミッド・タウン。
表参道ヒルズ。
ハリウッドのセットのように造られるハリボテは、
映画の中のワンシーンのような街並みだ。
私はそんな映画のセットの中からぬけだして、
ひとつの人間のひとりの人生として生きたい。
文明の力で、
科学の力で、
人間の英知で、
こんなにも早い時間の流れがあっていいものだろうか。
真の喜びは、
真の人生はこんなものではないはずさ。
豊かな心、
豊かな考え、
豊かなやさしさや思いやりの中で、
育まれていくはずさ。
良かったと思える時間との出会いがある。
大切な小さなことへの正義が失われていくこの世の中で、
ホっとすることの時間の流れを大切にしたい。
そんな自然な流れの中を歩いていこう。
ちょっと角度を変えて、
見方、話し方、考え方を変えればいいことじゃないか。
そして私は私の道の上、
時間の先端を見つめて歩いていこう。
   H.MITOMO

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