2010/06/10

リズム


会話体のリズムにしたがって、
短いラインの詩を書いた。
ヘブライ的なメルヴィル的の吟遊詩人のささやきを、
追求することをそむけてしまった。
一篇のちっぽけな詩など書かずに、
自分のイマジネーションを解放する。
何も隠さず書きたいものを書く。
自分の心の奥底から溢れ出てくる魔術的なラインを書く。
人生を要約する。
自分が示すことのできない何ものかを、
自分の魂の耳で聞く。
あるいは数少ない黄金の耳に聞こえるように書いた。
抽象的な精神の詩で、
野性的な言葉使いと無意味なイメージのコメディだった。
私は詩にリズムを持たせるために、
「愛」という単語を使う。
それ以下の発明的なものを反射させ移していった。
つまり、予言するところにつながらせていった。
私は本当にこんな歓喜に襲われていたのだろうか。
私は私の想像力が永遠に真実である、
と信じているものの方に進んで行った。
これらの詩は長いラインを使った詩一連の実験だ。
私の詩は天使的なうれいごとで、
天体の音楽を拒むものは詩を拒む。
宇宙は美しい花である。
運命は大きく嘘をつく。
快活な創造者が永遠に自分の肉体の上で踊っている。
天使のうれごとを言葉にできたら、
いい詩が書けるのかな。
   御供   12/1/8

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