何もかもが規制化され、
まるで既製服のように味気ないものばかりが出回っている。
コンピューターや携帯、
そして素晴らしく出来のいい電気製品のなんと味気ないことか。
昔も今も同じように流れている時間なのに、
簡略化され、過大化される。
騙し合いのような都会では、
正と悪の判断すら難しい。
美しいものを観たり、
創造したり、
文字や詩に熱く燃えたりする。
小さな喜びのために、
全身で行動し熱中することの少ないこの現代では。
人間のモラルの低下によって、
なんと人間が人間を信頼できないことか。
モノの消費文化に踊らされているという現代では。
シャネルやローレックスやベンツを持つ事を、
ステータスとしている。
セレブと呼ばれる少数の勝ち組。
高いものを着て、
上手いものを食って、
高い車に乗っているが、
精神というやわらかいものを犯されている。
人間ドックや精密検査に通う金持ちの贅沢病。
時間なんてものに興味を持たなくなった人間の果ては、
現代を病んでいるということ。
はやくそれに気づいて欲しい。
お金や権力に振り回されているという、
欲の病にかからないよう。
そう、現代の病いにはやく気づくべきなんだ。
御供
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