2010/06/04

糸口がある


この地球市民が抱えている重苦しい困難な問題。
それに対する解決の糸口がかならずある。
資本主義経済の急成長の中で露呈しはじめた未解決な問題。
それは文化的枠組みの中で解決することができない。
地球市民は気づいた。
確かな糸口を探して立ち向かうには、
自己犠牲を恐れない無鉄砲なヤツがいい。
決して糸口は政治的理念の明確な問題意識があったわけではない。
ただ個人のレベルから世界を変えるしかない。
重要なのは観念や言葉ではなく、
糸口は直感と確信にある。
そして、勇気である。
孤独な自己革命であり、終点のない永遠の革命だ。
今も少し昔も、そこにある問題の本質は変わっていない。
その問題を生み出す体制にたいするものではなく、
ほかならぬ自分自身であると気づくこと。
自己批判は行動とならざるをえない。
その革命とは自己を再確認し、
もっとも自分らしく生き、行動する。
過剰な向上そのものだ。
60年代カウンターカルチャーの中心に位置していたロック。
サイケデリックな夢から、ルーツミュージックへの回帰。
一機に崩れ落ちて行くお祭り騒ぎだった。
サイケデリックな夢をもたらしたのはマリワァナとは全く性質を異にする、
幻覚系のドラックLSDである。
私たちにとって世界とは五感を通して感じとれるもの以上でも以下でもない。
LSDはその五感を同時に直撃している。
そう意識を変えることができるから糸口となるわけだ。
人間なんてみなそんなに変わるものじゃない。
でも誰もが何かを見て変わって行く。
それは今も謎の中。
私たちは今日もその糸口を探して生きている。
早く見つける者もいれば、永年かかって探す者もいるだろう。
だから人生は楽しい。
私は今確かに、その糸口を探しつつある。
この時を大切に一生懸命やれば、私の人生は開かれるであろう。
まわりの人の意見を無視することなく、
耳を傾けて先人たちの体験を私のものにして、
しっかりと大地に立って、
自分なりの意見をつらぬいて生きて行こう。
 H.MITOMO  12/2/6

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