2010/07/06

雑誌として


一枚の写真と、
少しの言葉で人生を変えてしまうような雑誌があってもいいと思う。
心の奥にあるストレス。
人間の病はお金に対する欲である。
誰かが言ってた。
自由に生きてるんだと、
自由に生きてるってわかるなんて、
なんて不自由なんだろう。
この丸い地球に生まれて、
死んでいくのに理由などいらない。
ただ夢中に詩を書く。
書きたいから、書いているだけ。
ただ自分の考えをまとめているだけ。
大きなことなんて考えてないさ。
詩人はいつの時代も早すぎるんだ。
いろいろな問題に対して、意見を持っているだけ。
私は何に対しても自分の意見を持っている。
浮かんで来る言葉を萌芽のままの状態で、書き留める。
最初に発せられる言葉が一番いいということは解っている。
言葉の弾丸。
言葉の花びらを、自分自身の内にぶつけてみる。
そうすると自然と気が晴れる。
私のなかで時代を味方に、日々変わって行く事がある。
それと決して変わらない事がある。
『変わり続けるから、変わらずに生きていける。』と、
ニール ヤングが言ったように。
雑誌というものも、
時代によって変わっていく。
でも変わらないものもあるんじゃないかな。
自分の内にある、変わらない部分を愛おしいと思えたなら、
そんな雑誌を創りたい。
嘘のない、今自分が一番興味を持っているもの。
例えば、旅に出る。
雑誌に紹介するのは、
ゴージャスな五つ星のホテルか、
もしくは地球の歩き方に出て来る安ホテル。
私は思う。
もしアカデッミックなものと、
ストリート的なものがあるとすれば、
その中間をいくインテリジェンスというものを紹介したい。
それは最も現代に合っているものじゃないかな。
旅が人生だとしたら、目指すのではなく楽しみたい。
手に入れるのではなく、愛し続ける。
そんな旅の仕方を紹介する本がない。
シンプルなもの、
純でうぶなもの、
輝き透き通ったもの。
こんなことを書いていたら特別なものになるに違いない。
みんなに受けようなんて、考えたことはない。
そう0、01%の人に理解してもらえたらいい。
50万部売ろうなんて考えない。
考えたくない。
3000部から20000部も創れたら、
もうそれで充分だ。
私たちの雑誌を解ってもらえる人が、
ひとにぎりでもいるかぎり、
私たちは創り続ける。
だって私の人生は雑誌の中にあり、
私の人生は雑誌そのものなのだから。
自分にとって、本当に大切なものを見抜き、
人生すべてをかけている。
反抗するんじゃなく、
『なんちゃって』と言って創る。
国のお偉方にわからない、
鳥の言葉で書かれた小さな小さな真実が。
いつか、素晴らしい地球へと広がっていくことを祈ろう。
自分の魂が本当に満たされるということは、
好きな事をやって生きていく事。
自分が何をやるために生まれて来たのか?
わかっている人は少ないんじゃないかな?
いくらお金を持っていても。
いい仕事を持っていても、
ストレスというものに取り憑かれ、
やわらかい神経というものに病み、
何かに癒しを求めているなんて、
苦しい豊かな矛盾だろ。
好きなことは、嫌いじゃないこと。
その少しでも行動に移せたら、
人生はバラ色になる。
雨が降るから虹もでる。
夕焼けがない日もあれば、
とても素晴らしい夕焼けに出会える事もある。
しかしそれは、一瞬の束の間。
一生かけたってそんなにあるものじゃない。
毎日が幸せだなんてうそに決まってる。
風がやみ、
雲があがり、
突然の太陽があらわれ、地平線に沈んでいく。
そんな夕焼けはとても心を豊かに、
二度と見られないんじゃないかと心につきささる。
鳥肌が立つというのかな。
この問題だらけの世の中で、
美しいものを見て、
楽しいやつと会って、黄金の時間を共有する友と出会う。
なんて素敵なことだろう。
私は雑誌を30年間やってきて、
これらの宝物をたくさん手に入れたにもかかわらず、
なんの考えももたなかった。
でもこれからは違う。
ひとつひとつのことを大切に表現していこう。
そしてみんなに認めてもらい。
さらなるステップを登る。
そうすれば、もっと素敵なことにたくさん出会える。
この雑誌というメディアは、
もっとも原始的で、なくてはならないもの。
時代と共に少しは変わるが、
変わらないものを探して、
今日も好きな雑誌を創り続けよう。
自分で体験した事を、
そのままの型で書ける事はなんと素晴らしいことか。
今一番興味を持っていることをチョィスして,正直に書く。
これこそ新鮮で楽しいことじゃないかな。
H.MITOMO

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