2010/08/28

ボノボ


人間の森東京の真ん中で詩を読む。
ボノボとはチンパンジー。
チンパンジーに導かれて、
人間が食べるという行為に入る。
大都会では人間同士が、助け合うことを忘れかけている。
だが、いい仲間が集まるボノボでは、
リスペクトという言葉が伝わってくる。
愛を持って生きている都会人たちのオアシス。
オアシスのありかを私はここで知った。
ひとりの女性から、やさしさという何かを学んだ。
ポエトリーの日をセッティングする。
日曜の午後3時から、
ゆっくりといい仲間が集まって始まった。
私のためにわざわざ来てくれたヤツ。
みんないいヤツばかり。
私は私でいることを誇りにさえ思ったほどだ。
幕はあっという間に訪れて、
4時から6時の2時間に集中された。
いいものが歌えた。
楽しい連中が集まり、楽しいジャムセッション。
面白くないはずがない。
こんな時、私は感じる。
生きているという実感を。
そして、ことボノボは人と人を繋ぎ合わせてくれる。
不思議なところ。
私はこんなところこそ人間たちが生きている、
暖かさを感じられるところなんだと思う。
私はボノボが好きになる。
とまり木にとまり、
ワインや焼酎を傾けながら会話する。
なんと楽しい地球の中。
このようなバーはどんな街にも、
どんなところにもひとつはある。
人間同士を繋ぐ暖かいところ。
だから、人間は酒を飲むのだろう。
御供

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